日比谷公園でアートに触れる。 | 平素、ドラマチック

平素、ドラマチック

日常は思ったより劇的なのです。

先日、友人と日比谷へ行く機会がありまして。



夕方、一杯ひっかけた後に、日比谷公園で開催されている

「Playground Becomes Dark Slowly」

を見て来ました。


日比谷公園が今まで行ってきた、花と光の演出に3人のアーティストが新しい要素を追加した期間限定の展示です。

 

公式ホームページはこちらです。

「Playground Becomes Dark Slowly」

 

今回私たちは、常設展示の

「Gravity and Grace」(大巻伸嗣)

と、

「はなのハンモック」(永山祐子)

の所へ。

 

まず目を引いたのが大巻伸嗣さんの「Gravity and Grace」という作品。

国立新美術館にて展示されていた作品で、野外への設置は今回が初なのだそう。



最初、光るでっかい花瓶だと思ったのですが壺だと解説がありました。



近くで見るとこんな感じ。

植物と人が透けて見える切り絵の様な模様が印象的でした。

 

そして永山祐子さんの作品「はなのハンモック」

花壇の上にピラミッド状のハンモックが建てられており、




こうして実際に寝そべることが出来ます。

お花の上でゆらゆらと空を眺められるのは何だか不思議な気持ちでした。

こちらを体験する時、隙間に色々小物が落ちてしまうので、メガネやイヤリングなどはあらかじめ外しておいた方が良いかもです。

私は髪留めを落としてしまってスタッフさん3人のお力を借りて回収しました。


その他にも、園内に「ん?」と気になる音が聞こえたので調べてみると、こちらも同イベントで常設されている

細井美裕さんの「余白史」という「音」の作品で、園内で発生する音を収録しその時その時で日比谷公園が聞いた音を編集して流しているのだそうです。

その場でのリアルな人の気配や風の音とは別の音が聞こえるというのは、何だか不思議な感じがしました。

 

こちらのイベント、明日5/12までだそうなので、気になる方はぜひ。