「ホーンテッドマンション」を観てきました。 | 平素、ドラマチック

平素、ドラマチック

日常は思ったより劇的なのです。


ってなわけで、今月公開された「ホーンテッドマンション」を観てまいりました。

こちらは2003年に公開された同名作品と同じ題材なのですが内容が異なります。

 

前作は、不思議な依頼で建物の査定来た不動産業を営むエヴァース一家が、亡霊の住む館で怪事件に巻き込まれ、その根源である悲しいお話しを紐解く…というものでしたが、

今作は、偶然にも館の持ち主となってしまった親子から幽霊退治の依頼を受ける形で、登場人物たちが怪現象に挑むという内容です。

 

とは言え、前作への敬意も感じますし、アトラクションのオマージュもあります。

きちんと愛を持って作られている作品だなと感じました。

確か、監督が元パークのキャストで、このアトラクションが大好きだったことがその要因のような気がします。一言で言うなら「とにかく面白かった」です。

公開直後なのでなるべくネタバレなく行こうと思うのですが、1つだけお伝えしますと…

「ぎゃあ!」と、怖がる要素はほぼありません。

なんとなく、ゲームのプレイ動画を見ている感覚と言うか、個人的には「ファズモフォビア」に近いように思いました。

 

「ホーンテッドマンション」というアトラクションに入ったことのある方なら「お?」と思うシーンも多いですし、音楽のアレンジも素敵でした。

 

お子さんにもストーリーが判りやすく、そして大人としては「死別」というものを少し考えさせてくれる内容もあり、そのバランスがとてもよかったように思います。

 

これは、飲み物とポップコーンを買って楽しく見る映画だなと感じました。

また観に行こうと思います。