神縁運上昇させる極意
「ご先祖様参り」のお話
まもなく
七月お盆ですね！
東北は
八月お盆で遅れますが
お盆にしましても
お彼岸にしましても
時期より早く
お参りする分にはいいです
そのほか
命日、法要、法事
年の暮れ、お正月
お正月松の内明けの
１月１６日
地獄の蓋も開く日
などございます
●お掃除用具
ほうき、ごみ袋
たわし、スポンジ
お墓の竿石などを拭く
きれいなタオルや雑巾
など
お持ちください
地域性、その家ごとのやり方
あると思います
墓石は
苔むしていたり
汚れていたりしていますと
自分の身体にかえってくると
言うそうです
ぜひ
墓石は
きれいに磨いて
さっぱりさせてくださいね
わたしが同居していた時
墓所は
明治からのもので
かなり古く
しかも
墓石の土台が割れて
傾いていました
舅さんに
ぜひとも直してほしいと
訴えましたが
なかなか舅さんは
難しく
氏神さま、菩提寺の役員を
していながら
自宅の神棚、仏壇、墓所に
手を合わせない人でした
肩書ばかりで
信仰のこころが
まるっきりない人
だったんです
その人を
動かすというのは
至難の業で
ようやく直させたのは
家族で懇願して
２年、経っていました
墓所の位置も
Ｔ字路の突き当りで
風水的にも悪く
舅さんは
ご兄弟と
かなり仲が悪かったんです
ところが
直すにあたり
ご住職さんが
「役員をやって
もらっているから
墓所を換えてもいいし
広くとってもかまわないよ
好きにして」
と、なりまして
Ｔ字路の突き当りから
外れ
墓所も広くなり
墓石も新しくして
立派になりました！！
ありがたいことです！
直しましたら
それまで
仲が悪かった兄弟が
お盆に
何年かぶりで仏壇に
お線香を灯しに来て
「お墓、新しくなって
いいなあ！
親たちも喜んでいるよ」
と、ニコニコしていました
そうです
お墓が壊れていたり
傾いていたり
場所的に悪いと
人的なことに
関わってくるのです
実は、舅さん
４０代の時
交通事故に遭い
以来、脚にびっこが
残ってしまいました
しかも
６２歳の時
軽い脳梗塞を起こし
頸椎手術までしました
しかも兄弟たちと
顔を合わせると
グチグチ言って
お互いにおもしろくない
状態となり
こちらも、いい気持ちに
なりませんでした
嫁のわたしも他人ですので
大変でした
キレイに直した墓所に
今は、
舅さん、姑さんが
入っております
よかったです
墓所は
家を
新築するより
先に直せ
と、言われるように
墓所が
きれいであると
ご先祖さまからの
助けをいただけます
お墓参りするとき
きれいに清掃することも
大事ですが
どこか壊れていないか
傷になっていないか
よく見てください
最近は
大震災の様相にも
なってきました
倒れないように
竿石の中に
鉄筋は
入っているか
一度見て
もらってください
後がラクです！
墓守している方の
歳回りの良い時
しかも
四季の土用期間
三隣亡などを避け
穴掘りしてもいいとき
時節のいいときに
直すことを
おススメいたします
お盆やお彼岸に
間に合わせるようにしますと
身内、御親戚にも
いい思いをさせます
墓直しは
必ず、
菩提寺の
ご住職さんに
ご相談ください
割安になる場合が
ありますし
ご住職さんの顔も
立ちます
供えた食べ物は
すぐに持ち帰って
皆様で
いただいてください
わたしの実家の菩提寺は
墓参りの前に
御本堂でのお参りが
先になっています
曹洞宗ですが
そのお寺の礼儀も
ありますので
そのようにしています
考えてみますと
お寺にお世話になって
います
御本堂に
先にお参りすることは
礼儀で
当然なのかもしれません
それは
お寺で違いますので
お聞きください
●お線香、仏花、ロウソク
ライターやマッチ
お供え物など
わたしの実家の菩提寺の
ご住職さんのお話
「お線香は、
安物を使うな！
たまにしか
墓参りしないんだから
いい香りのものを
使用したほうが
いいんじゃないか」
そう言われまして
わたしは
箱ものを購入して
いい香りのお線香を
焚くようにしています
考えてみれば
そうかもしれません
白檀とか、沈香とか、
伽羅とか
ああいった香りは
こころ落ち着きますね
香を
供えることは
もっとも尊い
供養である
というのは
仏教に考え方があります
もちろん
お墓参りは
父親側から
ご主人側から
わたしの場合
なにか自分たちにあれば
必ず
主人のご先祖様に
ご報告に伺います
それは当然のお参りだと
思います
事後、報告よりは、ね
ご先祖さまに、
御霊供膳を
お供えすることがあります
お仏壇のあるお宅なら
供えられますが
何年かぶりで
墓所に参る時
幕ノ内弁当の入れ物
薄いプラスチックのもので
ありますが
２つに、同じように
精進料理を作って
お墓にお供えいたします
味噌汁は、ポットに入れて
墓所で、お椀に移します
お箸を忘れずに
わたしの父方祖父の
実家は
秋田県横手市で
何十年と
血縁でありながら
墓所参りを
していませんでした
墓所をきれいに
直しましたという手紙を
いただきまして
仙台で
幕の内弁当の入れ物２つに
精進料理を作り
味噌汁をポットに入れ
仏花も
立派に作ってもらい
横手まで
持っていきました
当時、まだ存命だった
わたしの父が
涙を流していました
仙台から車で４時間近く
遠い場所です
疎遠になってしまわぬよう
誠意をみせることが
できまして
ほんとうに
あの時はよかったです
ぜひとも
お墓参り
なさってくださいね
また
お盆、お彼岸期間中は
ご先祖様への思いの日
目立ったことは
なるべくお控えくださいね
2021年8月再投稿