食事略作法(じきじりゃくさほう) 正座合掌 高野山真言宗 | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!

 

食前のことば

 

般若心経を一巻読む

 

 

 

一粒の米にも

万人の労苦を思い

 

一滴の水にも

天地の

恩徳(おんどく)を

感謝し

ありがたく

いただきます

 

 

食後のことば

 

今すでに

有難き食を受け

身に満つ

願わくば 身を養い

心を修め

報恩の道に

いそしみます

 

南無大師遍照金剛

(なむだいしへんじょうこんごう)

三返

 

 

 

 

高野山真言宗やすらか庵 より

抜粋

 

お弁当箱の蓋に付いた

ご飯粒を必ず食べるという人は

勇気のある人です。

 

大変に善い事をしているのですからね

堂々とすれば良いと思います。

 

どうせなら

「勿体ない」と言って食べたら

案外他の人も

共感してくれるかもしれませんし、

そのことで会話が弾み、

同じ価値観を持った人との

新たな出会いもあるかもしれません。

何事に対しても

しっかりとした考え方を持って

臨む人は

意外と多くの人に好かれるのです。

 

 

修行中の身でありながらも

食事を頂くことが出来ると言う

御縁に巡り合えたことを

諸仏諸菩薩等に感謝すると共に、

供養し、

目の前の食に対して

観想、瞑想するのです。

 

その観想とは

 

自らの行為を振り返り、

多くの人の手によって

この食卓に上ったことを思う

 

自らの徳を積む行いが

食べるにふさわしいかどうかを思う

 

善心を妨げ過ちを起こすのは、

貪りと瞋りと無智であることを思う

 

 

食べ物はいのちを養う為であり、

正しい食物を必要の限度にとることを思う

 

正しき生活を目標にして、

徒に世の栄達を願わざることを思う

 

 

更に

  • 一切の悪を断つために…ご飯をひと口
  • 一切の善を修すために…ご飯をひと口
  • 一切のいのちを助けるために…ご飯をひと口
  • 仏道に回向するために…菜汁をひと口

こういった事が済んでから

食事が始まるのです。

 

修行者にとって

食事というものは

有難いを通り越して、

どうやってここに運ばれてきたのか、

自分が食べるにふさわしい者であるか

ということが

試されているのです。

 

 

 

七神氣 さんより

 

その七人の神様とは…
 

水、土、風、虫、

太陽、雲、作り手

 

です。

自然の恵みである
 

・水…稲が良く育つ豊富な水
 

・土…栄養分の豊かな土
 

・風…受粉を行なう風
 

・虫…虫は

お米を食べる害虫のことではなく、
その害虫を食べてくれる

トンボや蜘蛛やアメンボなどの虫
 

・太陽…成長に欠かせない太陽の光
 

・雲…太陽の光を当てすぎない雲
 

・作り手…苦労しながら

八十八の手間(工程)をかけて

愛情込めて米作りをする作り手

どれか一つでも欠けてはいけません。