ライブの後は隅田川花火にどうぞ
結月でございます。
さて、日本美人会のYAMATOライブは7月31日(土)ですが、この日の夜は隅田川の花火大会なのです。ライブは夕方に終了するので、そのあとは浴衣を着てそのまま花火を観に行ってもいいんじゃないかしら?
銀座からだと隅田川は近いし、毎年大砲のような花火の音を銀座で聞いているわたし。
ライブと花火で充実した一日になるんじゃないかしら。わたしは多分、ライブの後は坐・和民にディナーになりそうだけどね。
なのでこの日は家に引き篭もらずに楽しんで頂きたいのです。オンナは家に籠もるとカビが生えるよ。モテないしね。
ところで、休肝日を設けるべく、ナント!このわたしが今話題のノンアルコールビール、キリンフリーを昨日スーパーで買ってしまったのです!
わたしはお酒に関しては百戦錬磨で、日本だけでなく特にフランス、中国では武勇伝を築き上げており、いつも行くパリのキャフェではわたしはいつもおひとり様だけど、シャンパンをフルボトルで飲む。
わたしの辞書にはシャンパンをグラスでオーダーするという文字はない。ハーフボトルなんてあんなものは童貞と処女が飲むものよ。
キャフェの小さな丸テーブルをもうひとつ引き寄せ、ひとりでテーブルをふたつ占拠し、そこにシャンパンバケツを置き、サフランソースの魚料理をたっぷりと頂く。ここで重要なのは、フレンチポテトを山盛り注文すること。
そしてシャンパンをグビグビ飲みながら魚料理を堪能し、フレンチポテトやフランスパンに目一杯サフランソースをつけて食べ、ソースがなくなるとディジョンマスタードに切り替える。
パリのサン・ミシェルの街中で右手でシャンパングラスを傾けながら、左手にバルザックの小説を読む。これが結月式のパリのランチなのである。
やはりシャンパンは昼間に飲みたい。これが夜だと気分は赤ワイン。しかし、赤ワインだとボトルで頼むことはほとんどない。シャンパンだからこそボトルなのであって、赤ワインだとキャラフで500ccを飲むことが多い。
なぜなら赤ワインは安い名もなきボルドーのキャラフで十分だし、食後はペルノではなく、リカールを頂きたいからなのです。
ペルノもリカールも茴香のお酒だけれど、わたしは断然リカールのほうが好き。
ペルノはパリ、リカールは南仏のマルセイユだけれど、ペルノは緑っぽくて、リカールは茶色。どちらもおいしいけれど、リカールのほうがまろかやで奥行きがある。
この茴香のお酒を水で薄めながら、ジタンの両切りを吸う。これぞパリだという気がするよね!
ところで日本のバーではリカールを置いているところが少ない。ペルノがあればいいほう。まあ、クセのあるリキュールだから、日本人には好んで飲める人はほとんどいないからでしょう。
さて、そんなわたしですが、今はお酒にこだわりなんかまるでなく、安いのがいい。財布にダメージが少ないのがいいし、それに日本で売られているワインなども値段に味が比例しているかといえば全くそうではない。
ワインなんてそもそも日本で飲んでおいしいものではなく、日本のレストランやバーでこだわって飲んでいるひとを見ると、日本人は鹿鳴館時代と全く変わっていなくて涙ぐましくなるね。
パリで飲むと、安ワインだっておいしく感じるし、向こうの空気で飲むから本当のことがわかるんであってね。しかも、日本ではかかなり割高のプライスなんだから、馬鹿馬鹿しいったらない。適正価格じゃないんですよ。
日本ではチリ産あたりの安いものが価格からしてもいいんじゃないかな。
ついでに言うと、パリで日本酒を飲んでも全然おいしくないの。そりゃ、空気が違うもの。だから、日本でワインを飲むってことは、パリで日本酒を飲むのと同じなのよ。
と、もう何でも飲んでしまうほど達観しているわたしはさすがに休肝日を設けなければと思ったわけです。
そこでキリンフリーを買ってしまったんだけれど、昨晩これをドキドキしながら飲んでみると、
うん・・・ まあ、ビールっぽくて悪くはない・・・
と思いながら、フリーの入ったグラスにウイスキーを注ぎ足してしまった・・・!
というわけで完全ノンアルコールにはならなかったんだけど、ウイスキーを入れたのもちょこっとだったし、まあよしとしよう。
でも、フリーってよくできているんじゃないかな。ノンアルコールのわりには飲みごたえはあるんじゃない? しかもあれでノンカロリーでしょう? うまく作ってあるわ。バービカンよりはいいよね!
と、こんなことを書くとわたしがアル中みたいに思われると困るんだけど、わたしはアル中ではないわよ。アル中というのは実に悪質で、やることがないのに酒ばかり飲むから中毒になっちゃうんだけど、わたしにはやることがたくさんあるから中毒になんかならない。
とは言いながら、実のところ何だかもう面倒になってきて、名もない安ワインを通り越して、キリンフリーになっきてしまった・・・
しかしながら、オツムをリセットするには程よい酩酊がよろしく、そうしないとわたしのオツムは原発みたいに簡単に止まらないから、猛烈な不眠症になってしまうのです。
この間もノンアルコールで数日を過ごしたら、オツムがビンビンになったままでまるで眠気も来ないし、思いっきり本が読めてしまって、スーパー寝不足になって目の下にクマはできるはで、散々だった。
結局これは好きなことを全部仕事にしてしまった悲しさで、いろんなひとから好きなことで仕事ができていいですね、なんて言われるんだけど、そう言うひとはまだ人間というものがわかってないわねっ!
わたしはいろんなひとに口を酸っぱくして言っているんだけど、
「好きなことは仕事にするな!」
これは半ば鉄則です。
好きなことを仕事にすると、好きだったものが嫌いになったり、無感動になったり、採算を考えなければならないし、つまり嫌になってくる。そして、好きなことが全部仕事だから、休日を楽しめなくなる。だから、わたしには休日がないんですよ。休日といってもやることがないんです。好きなことをしたら仕事になっちゃうんだから。
わたしなんかマルチプルだからまだいいほうで、正直着物の仕事がすごく楽しいんだけれど、それはわたしが着物だけで食ってないからですよ。複合的な中のひとつだからまだ楽しめるんです。
これを着物だけで食っていこうとすると、大変なことになる。着物が嫌になる。見るのも嫌になる。売らねばならないからお客さんにも無理強いすることにもなる。
わたしが着付けで巷の着付け教室のように押し売り販売しなくても銀座にいるのは、わたしがマルチ人間だからです。
それに一点集中でないから、それぞれのストレスが程よく分散かつ発散されているから精神的にやっていけている。これをたったひとつの好きなものをそれだけの仕事にすると猛烈なストレスになるんですよ。
しかし、マルチプルに仕事をこなすにはバランス感覚も求められるし、早い切り替えも必要だからそう簡単ではない。それで何とかやっているのは、わたしがそもそも性別もどっちつかずの人間だし、文化に対しても一辺倒な環境で育っていないからでしょう。
とはいえ、そうは言っても好きなことは無責任でいられる状態にしておくべきです。それが趣味の楽しさです。だから、会社へ行って文句タラタラで嫌々仕事をしながら給料をもらって、休日に趣味を楽しむ。これが何と幸せなことか理解すべきなのです。
ところで、好きなことを全部仕事にしてしまったから、ノンアルコールだと頭が活動しっぱなしということになる。趣味さえあればそれで気分転換できるんだろうけど、わたしにはそれがありませんからね。
そういうわけで、オツムと肝臓の兼ね合いが大変難しくて、でもそろそろキリンフリーでもいいような気がしているんですよ。
~結月美妃の着付け入門教室 受講者受付中!~
~結月のツイッターはこちら!~
~結月美妃の“ミッドナイトアドバイス”~
さて、日本美人会のYAMATOライブは7月31日(土)ですが、この日の夜は隅田川の花火大会なのです。ライブは夕方に終了するので、そのあとは浴衣を着てそのまま花火を観に行ってもいいんじゃないかしら?
銀座からだと隅田川は近いし、毎年大砲のような花火の音を銀座で聞いているわたし。
ライブと花火で充実した一日になるんじゃないかしら。わたしは多分、ライブの後は坐・和民にディナーになりそうだけどね。
なのでこの日は家に引き篭もらずに楽しんで頂きたいのです。オンナは家に籠もるとカビが生えるよ。モテないしね。
ところで、休肝日を設けるべく、ナント!このわたしが今話題のノンアルコールビール、キリンフリーを昨日スーパーで買ってしまったのです!
わたしはお酒に関しては百戦錬磨で、日本だけでなく特にフランス、中国では武勇伝を築き上げており、いつも行くパリのキャフェではわたしはいつもおひとり様だけど、シャンパンをフルボトルで飲む。
わたしの辞書にはシャンパンをグラスでオーダーするという文字はない。ハーフボトルなんてあんなものは童貞と処女が飲むものよ。
キャフェの小さな丸テーブルをもうひとつ引き寄せ、ひとりでテーブルをふたつ占拠し、そこにシャンパンバケツを置き、サフランソースの魚料理をたっぷりと頂く。ここで重要なのは、フレンチポテトを山盛り注文すること。
そしてシャンパンをグビグビ飲みながら魚料理を堪能し、フレンチポテトやフランスパンに目一杯サフランソースをつけて食べ、ソースがなくなるとディジョンマスタードに切り替える。
パリのサン・ミシェルの街中で右手でシャンパングラスを傾けながら、左手にバルザックの小説を読む。これが結月式のパリのランチなのである。
やはりシャンパンは昼間に飲みたい。これが夜だと気分は赤ワイン。しかし、赤ワインだとボトルで頼むことはほとんどない。シャンパンだからこそボトルなのであって、赤ワインだとキャラフで500ccを飲むことが多い。
なぜなら赤ワインは安い名もなきボルドーのキャラフで十分だし、食後はペルノではなく、リカールを頂きたいからなのです。
ペルノもリカールも茴香のお酒だけれど、わたしは断然リカールのほうが好き。
ペルノはパリ、リカールは南仏のマルセイユだけれど、ペルノは緑っぽくて、リカールは茶色。どちらもおいしいけれど、リカールのほうがまろかやで奥行きがある。
この茴香のお酒を水で薄めながら、ジタンの両切りを吸う。これぞパリだという気がするよね!
ところで日本のバーではリカールを置いているところが少ない。ペルノがあればいいほう。まあ、クセのあるリキュールだから、日本人には好んで飲める人はほとんどいないからでしょう。
さて、そんなわたしですが、今はお酒にこだわりなんかまるでなく、安いのがいい。財布にダメージが少ないのがいいし、それに日本で売られているワインなども値段に味が比例しているかといえば全くそうではない。
ワインなんてそもそも日本で飲んでおいしいものではなく、日本のレストランやバーでこだわって飲んでいるひとを見ると、日本人は鹿鳴館時代と全く変わっていなくて涙ぐましくなるね。
パリで飲むと、安ワインだっておいしく感じるし、向こうの空気で飲むから本当のことがわかるんであってね。しかも、日本ではかかなり割高のプライスなんだから、馬鹿馬鹿しいったらない。適正価格じゃないんですよ。
日本ではチリ産あたりの安いものが価格からしてもいいんじゃないかな。
ついでに言うと、パリで日本酒を飲んでも全然おいしくないの。そりゃ、空気が違うもの。だから、日本でワインを飲むってことは、パリで日本酒を飲むのと同じなのよ。
と、もう何でも飲んでしまうほど達観しているわたしはさすがに休肝日を設けなければと思ったわけです。
そこでキリンフリーを買ってしまったんだけれど、昨晩これをドキドキしながら飲んでみると、
うん・・・ まあ、ビールっぽくて悪くはない・・・
と思いながら、フリーの入ったグラスにウイスキーを注ぎ足してしまった・・・!
というわけで完全ノンアルコールにはならなかったんだけど、ウイスキーを入れたのもちょこっとだったし、まあよしとしよう。
でも、フリーってよくできているんじゃないかな。ノンアルコールのわりには飲みごたえはあるんじゃない? しかもあれでノンカロリーでしょう? うまく作ってあるわ。バービカンよりはいいよね!
と、こんなことを書くとわたしがアル中みたいに思われると困るんだけど、わたしはアル中ではないわよ。アル中というのは実に悪質で、やることがないのに酒ばかり飲むから中毒になっちゃうんだけど、わたしにはやることがたくさんあるから中毒になんかならない。
とは言いながら、実のところ何だかもう面倒になってきて、名もない安ワインを通り越して、キリンフリーになっきてしまった・・・
しかしながら、オツムをリセットするには程よい酩酊がよろしく、そうしないとわたしのオツムは原発みたいに簡単に止まらないから、猛烈な不眠症になってしまうのです。
この間もノンアルコールで数日を過ごしたら、オツムがビンビンになったままでまるで眠気も来ないし、思いっきり本が読めてしまって、スーパー寝不足になって目の下にクマはできるはで、散々だった。
結局これは好きなことを全部仕事にしてしまった悲しさで、いろんなひとから好きなことで仕事ができていいですね、なんて言われるんだけど、そう言うひとはまだ人間というものがわかってないわねっ!
わたしはいろんなひとに口を酸っぱくして言っているんだけど、
「好きなことは仕事にするな!」
これは半ば鉄則です。
好きなことを仕事にすると、好きだったものが嫌いになったり、無感動になったり、採算を考えなければならないし、つまり嫌になってくる。そして、好きなことが全部仕事だから、休日を楽しめなくなる。だから、わたしには休日がないんですよ。休日といってもやることがないんです。好きなことをしたら仕事になっちゃうんだから。
わたしなんかマルチプルだからまだいいほうで、正直着物の仕事がすごく楽しいんだけれど、それはわたしが着物だけで食ってないからですよ。複合的な中のひとつだからまだ楽しめるんです。
これを着物だけで食っていこうとすると、大変なことになる。着物が嫌になる。見るのも嫌になる。売らねばならないからお客さんにも無理強いすることにもなる。
わたしが着付けで巷の着付け教室のように押し売り販売しなくても銀座にいるのは、わたしがマルチ人間だからです。
それに一点集中でないから、それぞれのストレスが程よく分散かつ発散されているから精神的にやっていけている。これをたったひとつの好きなものをそれだけの仕事にすると猛烈なストレスになるんですよ。
しかし、マルチプルに仕事をこなすにはバランス感覚も求められるし、早い切り替えも必要だからそう簡単ではない。それで何とかやっているのは、わたしがそもそも性別もどっちつかずの人間だし、文化に対しても一辺倒な環境で育っていないからでしょう。
とはいえ、そうは言っても好きなことは無責任でいられる状態にしておくべきです。それが趣味の楽しさです。だから、会社へ行って文句タラタラで嫌々仕事をしながら給料をもらって、休日に趣味を楽しむ。これが何と幸せなことか理解すべきなのです。
ところで、好きなことを全部仕事にしてしまったから、ノンアルコールだと頭が活動しっぱなしということになる。趣味さえあればそれで気分転換できるんだろうけど、わたしにはそれがありませんからね。
そういうわけで、オツムと肝臓の兼ね合いが大変難しくて、でもそろそろキリンフリーでもいいような気がしているんですよ。
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