日本美人会メルマガ、配信しました。
結月でございます。
本日、日本美人会のメルマガを配信致しました。
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また、新しく日本美人会に入られた方で、バックナンバーをご希望でござましたらお送りしますので、ご連絡下さい。
さて、メルマガですが、これは一斉送信のせいか、サーバーによっては受信すると自動的に消去されることもあるようです。ですから、もし登録してメルマガが届かないという方は、個別でお送りしますのでお知らせ下さい。
今回の「結月美妃の夜な夜な妄言」のコーナーは、自殺するくらいなら、要らない寿命はわたしに頂戴!というお話。
中国から帰ってきて、数日経ったけれど、日本は国全体がもう鬱病状態に見えちゃって、街を歩いていてもみんな元気がないし、
「こりゃ、もういかんぜ・・・!」
って放り出したくなるんだけれど、とはいえ、自分の国だから愛情もある。
鬱病率、そしてその予備軍の数は、おそらく世界一なんじゃないかって思うんだけれど、それは自殺者数に見て取れる。
でもね、自殺するひとって、好奇心が欠如しているんですよ。それに自惚れてると思う。
だって、この世の中にはいろいろな事象があるっていうのに、それを知らずして死んじゃうなんて、自分の世界が狭いから世界を知ったつもりになって諦めるわけでしょう?
例えば、リストラされて首を吊っているオッサンなんか、勤めていた会社という世界しか知らないわけですよ。でも、会社と一口に言ってもこの世の中にはたくさんあるわけで、世界の森羅万象を見てやろうって思えば、たとえ過去に管理職だったとしても便所掃除だってなんだってできるんですよ。
便所掃除の仕事だって、そこにはいろいろなひとがいるってことは出会いがある。そうすると、世界が広がるんですよね。
また、日本だけで生きていて知ったつもりになっても駄目。世界は広い。今まで自分が信じていた価値観とはまるで違う世界で生きているひとたちがいる。そういうことを知ることだって重要。
そう考えますとね、絶望するなんていうのは、自惚れなんです。自分が知ったつもりになっているというね。
例えば、今までの日本文学作品を読むだけでもすごい時間はかかるし、世界の映画を全部観ようと思っても、一生かかっても無理かもしれない。
言葉を話せるといっても、それはわたしたちにとっては日本語だけで、まあせいぜいプラス一ヶ国語程度ですよ。でも、世界にはもっとたくさん言語があるし、それを学習して、その国の文化を知ろうと思っても一生でも不足。
つまり、人間はどんなに偉い人でも、森羅万象すべてを知ることはできないんです。それほどたくさんのものがこの世の中には溢れかえっている。
それを知らずして、自分勝手に人生を見切っちゃうなんて、図々しいにも程があるんですよ。
だから、好奇心を持てば、この世はいくら時間があってもマスターできないくらいのテーマがあるんですね。こんなすばらしいことってないと思うよね。
自分の世界ってものなんて、いかにちっぽけなものか。そんな小さな、小さな世界の中だけで見切ってしまうのは傲慢というもの。
謙虚になって、世界を見渡せばもっと知るべきことがある。そういう意識を持つと、自殺なんてできませんね。
例えば、わたしは今回北京で買った京劇のDVDをまだ全部観ていない。しかし、それを観ただけでは満足できなくて、実はちょっとマジで京劇のことを勉強しようと思っているのです。
しかし、数ある中国文化のたったひとつの京劇だけを知るのに、中国語をはじめ、文化、歴史、習慣などなど、とてつもないことを知らねばならないんですね。そうすると、これをマスターするだけでものすごい時間が必要になる。こりゃ、死んでられませんよ。
京劇だけでなく、まだ着物のことだって、素人よりは知っているという程度で、まだまだ知らないことはたくさんあるわけで、着物に関連する日本美術の歴史なんてわたしにとって未知なることばかり。
いや、そもそも自分が一体どういう人間なのかもわからないんだから、平均寿命じゃ足りないっていうのはこういう理由なんですよ。
日常だと会社やなんかで、マンネリ化したりするのはわかるけど、でも本当の世界はもっともっと広いんですね。
時間的には会社に占められる割合が多いのは、生きていくためには仕方がないことですが、そこに埋没さえしなければ、会社に勤めながらも世界を広げることは絶対できる。
自慢じゃないが、うちに来ているお客さんなんてそんなラブリーなひとたちばかりですよ。未知な世界を意識するかしないかだけの差なんですよ。
そんな好奇心の意識を持てば、どんなにひどくてもこの世の中ほど面白いものはありませんよ。
~結月美妃の着付け入門教室 受講者受付中!~
~結月美妃の“ミッドナイトアドバイス”~
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今回の「結月美妃の夜な夜な妄言」のコーナーは、自殺するくらいなら、要らない寿命はわたしに頂戴!というお話。
中国から帰ってきて、数日経ったけれど、日本は国全体がもう鬱病状態に見えちゃって、街を歩いていてもみんな元気がないし、
「こりゃ、もういかんぜ・・・!」
って放り出したくなるんだけれど、とはいえ、自分の国だから愛情もある。
鬱病率、そしてその予備軍の数は、おそらく世界一なんじゃないかって思うんだけれど、それは自殺者数に見て取れる。
でもね、自殺するひとって、好奇心が欠如しているんですよ。それに自惚れてると思う。
だって、この世の中にはいろいろな事象があるっていうのに、それを知らずして死んじゃうなんて、自分の世界が狭いから世界を知ったつもりになって諦めるわけでしょう?
例えば、リストラされて首を吊っているオッサンなんか、勤めていた会社という世界しか知らないわけですよ。でも、会社と一口に言ってもこの世の中にはたくさんあるわけで、世界の森羅万象を見てやろうって思えば、たとえ過去に管理職だったとしても便所掃除だってなんだってできるんですよ。
便所掃除の仕事だって、そこにはいろいろなひとがいるってことは出会いがある。そうすると、世界が広がるんですよね。
また、日本だけで生きていて知ったつもりになっても駄目。世界は広い。今まで自分が信じていた価値観とはまるで違う世界で生きているひとたちがいる。そういうことを知ることだって重要。
そう考えますとね、絶望するなんていうのは、自惚れなんです。自分が知ったつもりになっているというね。
例えば、今までの日本文学作品を読むだけでもすごい時間はかかるし、世界の映画を全部観ようと思っても、一生かかっても無理かもしれない。
言葉を話せるといっても、それはわたしたちにとっては日本語だけで、まあせいぜいプラス一ヶ国語程度ですよ。でも、世界にはもっとたくさん言語があるし、それを学習して、その国の文化を知ろうと思っても一生でも不足。
つまり、人間はどんなに偉い人でも、森羅万象すべてを知ることはできないんです。それほどたくさんのものがこの世の中には溢れかえっている。
それを知らずして、自分勝手に人生を見切っちゃうなんて、図々しいにも程があるんですよ。
だから、好奇心を持てば、この世はいくら時間があってもマスターできないくらいのテーマがあるんですね。こんなすばらしいことってないと思うよね。
自分の世界ってものなんて、いかにちっぽけなものか。そんな小さな、小さな世界の中だけで見切ってしまうのは傲慢というもの。
謙虚になって、世界を見渡せばもっと知るべきことがある。そういう意識を持つと、自殺なんてできませんね。
例えば、わたしは今回北京で買った京劇のDVDをまだ全部観ていない。しかし、それを観ただけでは満足できなくて、実はちょっとマジで京劇のことを勉強しようと思っているのです。
しかし、数ある中国文化のたったひとつの京劇だけを知るのに、中国語をはじめ、文化、歴史、習慣などなど、とてつもないことを知らねばならないんですね。そうすると、これをマスターするだけでものすごい時間が必要になる。こりゃ、死んでられませんよ。
京劇だけでなく、まだ着物のことだって、素人よりは知っているという程度で、まだまだ知らないことはたくさんあるわけで、着物に関連する日本美術の歴史なんてわたしにとって未知なることばかり。
いや、そもそも自分が一体どういう人間なのかもわからないんだから、平均寿命じゃ足りないっていうのはこういう理由なんですよ。
日常だと会社やなんかで、マンネリ化したりするのはわかるけど、でも本当の世界はもっともっと広いんですね。
時間的には会社に占められる割合が多いのは、生きていくためには仕方がないことですが、そこに埋没さえしなければ、会社に勤めながらも世界を広げることは絶対できる。
自慢じゃないが、うちに来ているお客さんなんてそんなラブリーなひとたちばかりですよ。未知な世界を意識するかしないかだけの差なんですよ。
そんな好奇心の意識を持てば、どんなにひどくてもこの世の中ほど面白いものはありませんよ。
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