アガーで作るゼリーのポイント、作り方*自由研究にもおすすめ | こどものうちから伝えたい 心と体をつくる 食育と料理〜一緒に食べたい行事食と季節を感じるごはん

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おうちでおいしく、子どもも喜ぶ料理。普段のごはん、イベントの日のメニュー。のぞいてもらえたら嬉しいです。

 

「アガー」はゼラチンや寒天などと

 

同じようにゼリーを作るときの

 

凝固剤の1つです。

 

ちなみにアガーagarは英語で寒天で、ややこしいですのが、日本では別のものを指します。

 

 

海藻や種子から抽出されたものでできています。

 

アガーで作ったゼリーは

 

まず食感、舌触りが良く、私は一番好きです。

 

 

表現が難しいのですが、

 

寒天はサクッとした食感で

 

ゼリーを手作りすると

 

寒天よりゼラチンで作った方が

 

断然好きな子が多いです。

 

 

寒天とゼラチンを比べると

 

ゼラチンの方が圧倒的人気ですが、

 

中にはゼラチンのゼリーもあまり好きでなく、

 

市販のゼリーを一番好んで食べる、

 

という子もいます。

 

 

 

ゼラチンは柔らかめに作っても

 

食感がムチッとした食感。

 

そんなところがちょっと嫌がられる

 

ところかもしれません。

 

 

 

アガーはプルン、ツルンとした舌触り

 

みずみずしく、「ゼリー」といえばこれだよね

 

という食感、舌触りがあります。

 

 

 

 

 

 

作る側にとっていいな!と思うのが

 

冷凍できるところ。

 

 

 

ゼラチンや寒天のゼリーは

 

冷凍して解凍すると元には戻りません。

 

離水し、食感も別物になります。

 

 

 

ですが、アガーは冷凍し、解凍しても

 

元のプルンとした舌触りのままです。

 

 

ただし、多少は離水するので、

 

お弁当の際は入れ物に気をつけて

 

くださいね。

 

 

夏のお弁当、遠足のお弁当、

 

運動会の応援でお弁当・・・という機会は

 

去年も今年もありませんが、

 

アガーのゼリーを凍らせて持っていっても

 

いいですよね!

 

 

保冷剤もそうですが、

 

夏は特に溶けやすいので

 

冷たいまま食べられるかどうかは

 

ゼリーの大きさや保冷バックに

 

入れているかどうかとか、

 

どのくらいの温度のところに

 

置いておいたかなどにより

 

変わるので過度な期待はしない方が

 

良いと思います。

 

 

でもとても使えますよね!

 

 

 

ゼラチンでは固まりにくくなる

 

キウイやパイナップル、メロンなどでも

 

アガーは固まります。

 

 

上記のフルーツはタンパク質分解酵素があるので

 

牛や豚などの骨、皮から

 

作られるゼラチンだと

 

固まらなくなってしまいますが、

 

海藻や種子から抽出されたものでできているので

 

固まるのです。

 

 

 

左がゼラチンで作ったサングリアゼリー

右がアガーで作ったサングリアゼリー。

 

 

透明度も高いです。

 

 

 

 

 

作り方も、寒天やゼラチンと同様、

 

作り方のポイントを押さえれば

 

簡単です。

 

 

 

まず、アガーだけだとプツプツとしたダマになりやすく

 

上手に溶かせないので、

 

砂糖と混ぜてから、が1つめのポイント。

 

 

沸騰させた液体に少しずつ入れて溶かす

 

というのが2つ目のポイント。

 

 

寒天もゼラチンもきちんと溶かすことが必要なように、

 

アガーもしっかり溶かすことが必要です。

 

 

 

 

寒天と同様常温で固まり、※寒天の方が凝固温度が高いです

 

一度固まったら常温では溶けないので、

 

持ち寄りする時など持ち運びにも便利です。

 

 

 

 

 

 

アガーとジュースを使ったゼリーレシピ

 

 

 

「アガー」と言っても、メーカーにより

 

多少違いがあるようですが、

 

レシピについては

 

カルディなどで手に入りやすい

 

こちらの「パールアガー」を基本として書きますね。

 

 

 

 

 ・・・ 材 料 ・・・  

 

オレンジジュース(100%) 200ml

砂糖 大さじ2

パールアガー 6g(小さじ2)

 

 

 ・・・ 作り方 ・・・  

 

1 砂糖とアガーを小さいボウルに入れてよく混ぜる。

 

2 ジュースを小鍋に入れ火にかけ、沸騰させる。

 

3 1を少しずつ加えて混ぜ、全部入れたら弱火で混ぜながら

 加熱し完全に溶けたら火から下ろす。

 

4 粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やす。

 

 

 

酸味が少ないジュースは

 

砂糖の量を減らすなど好みで調整してくださいね。

 

 

 

 

 

アガー、ゼラチン、寒天の

 

原料の違いや、固まる温度、溶ける温度

 

特徴の違いや食べた感想などをまとめたり

 

写真に撮るなど、お子さんの

 

夏休みの自由研究にするのもおすすめです。

 

 

おいしく楽しく取り組めると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

アガーを使ったレシピ、

 

こちらからもどうぞ。

 

 

 

 

◯。゜゜。。。゜◯。◯゜゜゜。゜。◯。◯゜゜。゜。。。◯
 

●暮らしニスタさんのサイト

「姫ニスタさんインタビュー」

で取り上げていただきました。

 

今までのこと、今のこと、これからのこと

想いを書いていただいています。

 

自己紹介の代わりに読んでいただけたらと

思います。

 

こちらからどうぞ →★★★

 

 

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