【青空キッチン】味見の意味 | こどものうちから伝えたい 心と体をつくる 食育と料理〜一緒に食べたい行事食と季節を感じるごはん

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子どもの好き嫌いなど、子ども×食の悩み。悩みの解決法や子どもと食べる料理や、子どもがお手伝いできるレシピをご紹介しています。
おうちでおいしく、子どもも喜ぶ料理。普段のごはん、イベントの日のメニュー。のぞいてもらえたら嬉しいです。

今週の青空キッチン in板橋明星幼稚園


酢豚」でした。



お迎えに来たお母さんが「家で食べたことないかも!」と話していました。


そうなんですよね!

「酢豚」ってメニューは有名ですが

私も今回、事前にこどもと練習で作ったのが

少なくとも子どもが生まれてからは

作ったことなかったなぁ・・・というくらいの

メニューでした!





今回の酢豚は

いろんな調味料を使っているので

それぞれの調味料の味見をしました。


調味料味見




それぞれ、「どんな味がする?」と聞いて答えてもらいました。



「あまい」「しょっぱい「すっぱい」など感じる味を表現するということ。

「すっぱい」という表現が出来ない子もいます。


味覚の表現はあたりまえにできるように感じますが、実はそうではないのです。

酢を舐めてみて大人が「すっぱいね!」と言う、

そしてこどもは「この感覚が『すっぱい』ということなんだ」

という表現を覚えていきます。





「味見」は単なるお楽しみではなく、

味への理解と表現の仕方を覚えることができるチャンスでもあります。



とっても酸っぱかったあの味が

砂糖などの甘い調味料などと混ざることにより

食べやすくおいしくなったなど、出来上がったメニューから

複雑な味も覚えていきます。




ワークも「味」についてでした!


Mちゃん酢豚ワーク

ワーク



味見は楽しかったけど、酢豚はちょっと食べるのに

勇気がいるase*というお友だちもいました。


だからと言って「この子は酢豚が嫌い」というわけではないのですよべえ

幼児さんは今、多くの味を経験している途中です。

味覚を育てている過程なので、

いつかどこかで酢豚を食べて「おいしい!」と感じることはよくあることなのです!




「この食べ物が嫌いだから、作らない・使わない」ではなく

むしろいろんな味覚に触れる機会を作ることが必要です音符






















最後までお読み下さり、ありがとうございました!