2015年の土用丑の日は7月24日と8月5日です。
今日は土用丑の日に食べたい、でも、うなぎは高くて一人にひとつ、うな重を食べるわけにいかない・・・でもせめて年に一度、うなぎはこの日に食べたい・・・という希望を叶える(!?)レシピをご紹介します!夏野菜のきゅうりと枝豆も入れました。
うなぎときゅうり、枝豆の混ぜご飯
◯◎材料◎◯ 3~4人分
うなぎ・・・1尾
きゅうり・・・1本
卵・・・2個
枝豆・・・300g
ご飯・・・2合
白ゴマ・・・大さじ1
うなぎのタレ・・・大さじ1
酒(うなぎ用)・・・小さじ2
塩(きゅうり塩もみ用)・・・小さじ1/2
◯◎作り方◎◯
1 ご飯を炊いておく。
2 枝豆は塩茹でして冷ましてさやから出しておく。きゅうりは輪切りに切り、塩をまぶして5分ほど置いたら水気を絞る。
3 錦糸卵を作る。卵2個と塩少々(分量外)を混ぜ、フライパンを熱し、弱火にして薄く油を敷き、卵液をフライパン一面に広がる程度に入れて、周りが乾いてきたら裏返して5秒ほど焼く。卵液がなくなるまで数枚焼く。細切りにしておく。
4 うなぎは半分の長さに切り、アルミホイルの上にのせ、酒を振って包む。フライパン中弱火かトースターで5分ほど蒸し焼きにする。1.5cmの短冊に切る。
5 枝豆、きゅうりはトッピング用に1/5残し、うなぎも1/3残し、炊きあがったご飯に残りの枝豆、きゅうり、うなぎ、白ゴマ、うなぎのタレを入れ混ぜる。
6 5を器に盛り付け、上に3の錦糸卵、きゅうり、枝豆、うなぎをトッピングする。
土用というのは四季の終わりの18日あまりを指し、本来春夏秋冬4回あります。
現在は夏の最も暑い時期、立秋の前の時期だけを言うようになりましたが、最近では夏の丑の日だけでなく他の季節の土用丑の日にうなぎを食べようとすすめるポスターなどを見ますね。
なぜうなぎを食べるようになったかと言えば、一番有名な説としては江戸時代中頃、うなぎ屋が自分の店に出入りしていた平賀源内にいい知恵がないか相談し、平賀源内が「本日土用丑の日」と宣伝用に書き、それが江戸っ子たちの注目を集めることになり、大評判になった、というお話。
他には、あるうなぎ屋に殿様から大量のうなぎの蒲焼きの注文が入り、一日で焼ける数ではなかったので、土用の子、丑、寅の3日間かけてうなぎを焼き、かめに入れて保存しておいたが、いざおさめるときに丑の日に焼いたものだけいたんでなかったので、その悪くならなかった丑の日にうなぎを食べて、夏を乗り切るという話につながった、という話もあるようです。
いずれも昔から夏痩せ防止、スタミナ源としてうなぎを食べる風習があったようです。
毎日暑いですが、夏を乗り切りましょうね!
「土用丑の日に!うなぎレシピ」コーナーにレシピを掲載中!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!