山口県山口市
アロマフランス
認定クレイテラピスト
south wind seatherapy
MARI ☆ mari の
佐伯 眞理子です。
私のブログにお越し下さって
ありがとうございます
脳幹出血で倒れた夫と私の
軌跡、
奇跡
ともいいます。
そんなお話です。
前回までのお話 ➡️ ☆
義母と義弟達を病院へ残し、私達はそれぞれ散って行った。
実は私は新しい職場に変わったばかり
あーー
どのくらいの欠勤になるか予想もつかない。
これで、もう来なくていいよって言われるだろうなと覚悟をしていた。
私は4/1からデイサービスの施設に新たに就職をしていたのだ。
朝は取りあえず、状況だけ職員に伝えたが、施設長と話が出来ておらず、午後の休憩時間を狙って電話を入れた。
施設長はとても心配をしてくださり、すぐに私が夫の側を離れられない旨を伝えると、施設長は「落ち着いたら、また連絡して、それまでお休みで良いから」
と言ってくださった。
なんと温かい言葉❤️
これからの生活の不安を抱えていた私には感謝しかない。
病院を後にした私は夫の職場へ行き、高額医療費の為の書類やその他の書類をもらった。
とにかくどのくらいのお金がかかるかわからない。節約できることはとにかくやらなくては。
夫の部所では皆さんが心配してくれ、中には涙ぐむ方もおられ、夫の職場での立場や慕われていた姿を見ることができた。
義母と義弟の泊まるホテルの手配も行い、病院に言われた必要な用品をドラッグストアーで買う。
おしめも買う。
なんとも、心が痛く、むなしい。
義母達に宿泊してもらうビジネスホテルを案内し、私は近くのショッピングモールへ行った。
着のみ着のままの私
下着の着替えすら無かった。
最低限の着替えを購入した。
本当は楽しいはずのショッピングだが、今回はトキメキの無い買い物
山口市までは帰ることが出来ない。
すぐに駆けつけられる場所までが私に与えられた行動範囲
来て欲しくない
もしもの時の場合を考えると、近場になってしまう
夜は3人でやはり、夫の為に作った食事と、それだけでは足りず、簡単なものを作る。
おいしいとか食を楽しむ訳ではなく、空腹を満たすだけ。
ただそれだけ。
今となっては、どんな会話があったかも覚えていない。
そんな2日めが過ぎていく。