~2011年4月3日   あの日の私  その4~ | south wind sea therapy MARI☆mari の blog

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アロマフランス認定クレイテラピストの佐伯眞理子です。
~南の国からの贈り物、クレイで究極の癒やしをあなたに~



   

アロマフランス 

認定クレイテラピスト

south wind sea therapy 

 MARI ☆ mari 

 

佐伯 眞理子です。

 

 

私のブログにお越し下さって

ありがとうございます。


脳幹出血で倒れた夫と私の

軌跡、

奇跡

ともいいます。

そんな話のその4です。


2011年4月3日   あの日の私   その1~   →  

2011年4月3日   あの日の私   その2~  →  


2011年4月3日   あの日の私   その3~  →   


下関から駆けつけてくれた、私の両親や義母

いとこや叔母

時間も遅くなったので、みんなそれぞれに帰ることになり、義母はまた翌日出直すことになった。


私と長男、二男も一旦、夫のアパートへ引き上げることにした。

これはずっとずっと後になって二男と話したことだが

「危篤です。と宣言されたのに
帰ったね。自分等。
普通は帰らんよね」

そうなのです。
帰ったと言っても、車で10分とかからない所

あの、緊張感の中にいたら、気持ちも何もめげてしまう。

正直、あのときの私の頭のなかは
真っ白だった。

夫のいない、夫のアパートへ
私と長男と二男

「そういえば、お腹空いたねぇーー」

冷蔵庫には夫の為に作った、煮物や和え物等のおかずがあり。

夫のお腹に入るはずが私たちの空腹を紛らわす。

たわいのない話をしたと思う。

夜は私はベッドに横になった。
息子達は床にふとんをかけて横になったと思う。

横になっても時間が過ぎない。
もう、一時間くらいたったかと思い、時計を見る。
まだ、10分くらい。。。

夫は死なないと強くは思っていても、頭をよぎったのは【お葬式】の事。

お葬式って、どうやってだすん?
お金ってどのくらいかかるん?
受付って、会社の人がしてくれるん?

不謹慎やなと思いながら、考えた。

ほとんど寝られない夜を過ごし、明け方ウトウトしたようだ。

そして、見た夢は
《あーー。良かったね。全部夢だったね》

そして、目が覚めた。

夢ではなかった。

涙が出てきた
子供たちには気づかれないように
声は出さなかった


朝の5時頃

きっと、朝行ったら、目が覚めているかもしれない

気持ちを前向きに自分に言い聞かせた。