今回、借りた本 | ネマリンミオパチーに奮闘中

ネマリンミオパチーに奮闘中

ネマリンミオパチーという先天性筋疾患と闘いながら毎晩呼吸器のお世話になって明るく生きてます。

今日は少し寒さも和らいだ感じです。


と言うことで、久しぶりに外へ出ました。


借りていた本を返しに「図書館」に行って、再び借りて来ました。

今回は1冊だけにしました。


今朝、元の上司から電話があって、今月中旬から3月末までの期間でまた「バイトのお話」が有りそうなのでそれの準備のため、通常2冊(2週間借りれます)を借りていましたが、1冊にしました。


さて、今回借りたのは、再び「少し重いテーマ」、重松 清さんの「カシオぺアの丘で」です。


また病気を題材にしたものです。

どうも「ナースマン」や「新米研修医純情物語」に始まって「この手の本」を借りてしまいます。



ネマリンミオパチーと時々株に奮闘中

主人公は39歳の俊介。マラソンを完走する彼に肺ガンが
見つかります。しかもステージの後半のもの。


そこから物語は「父と子」「幼なじみ」「兄と弟」
「夫と妻」「祖父と孫」、そして「家族」、それぞれの
物語を巻き込みながら優しく進んでいきます。


物語を貫くテーマは「ゆるし」。


「ひとを一度も傷つけることなく、誰かに一度も
 悲しい思いをさせることのない人生は、この世に
 あるのだろうか?
 悲しい思いを一度もしたことがない人生は、
 - 良かったね - 、とは思うけど、幸せだったね
 と言えるのかどうか、わからない」


物語の登場人物に、作者はこんな問いをつぶやかせます。


と、こんな解説された方もいます。


あと「下巻」もあります。

頑張ってよみますか・・・・

読むのは「呼吸器の鼻マスク」を装着した状態でベッドに横になって読んでます。