正直、こういうことを書くのもなんだかおこがましいと思うんです

 

確かに私は自閉症児ふたりの親

 

でも、そんなの別に珍しくもないし、自分にとってはそれが当たり前。

 

確かに色々大変なことも多いです。

 

 

知ってますか?

障害児の親は

「保育園時代の送迎」と同じような状況が場合によっては

一生続くことがあるって。

 

みんなと同じように?保育園等の送迎からはじまり

支援学校に通うようになればスクールバスのバス停までの送迎

学校卒業後は福祉園の送迎バスのバス停までの送迎

等々。

単発の送迎ならなんてことないですが、毎日同じ時間に同じ場所に送迎するんです。もちろん自分で通学や通園、通所などできる方も多くいらっしゃいます。

でも送迎がずっと続く家庭も多いのです

腰が曲がったおばあちゃんが50代くらいの息子さんの通所施設からのお迎えで送迎バスにお迎えしてる姿なんて珍しくないのです。

 

予定をそこに合わせる生活がずっと続くわけですから。


じわじわ来ますよ、これ。

 

こういうことがたくさん、日々の暮らしの中にあるんです。

 

次男が保育園を卒園するとき、同じくらいの年齢のママが私に言いました

「三宮さん、やっと保育園の送迎人生終わるね~~私子ども3人だから10年近くも保育園送迎したわよ~~、ほんとうれしいわ~~」と

 

私は苦笑いするしかありませんでした。

私には保育園よりずっと遠い支援級のある小学校への毎日の送迎が待っていたのですから。

その時点で長男と合わせ送迎を続ける日々はすでに10年を超えていました。

 

送迎だって苦痛ばっかりではありません

それなりに楽しみながらしていました

 

そんな「送迎」も本当に序の口

子どもの睡眠障害で2年くらいまともに睡眠が取れなかった時期や、

多動で1秒も目を離せない時期が長く続いたとか

チックの動きが激しくて家の中のものがどんどん破損して、とうとうトイレのタンクまで割れちゃって家じゅう水びたしとか

 

大変だったなーと思うこと、数え上げればキリがありません。

 

そうは言っても愛する子供たちです。

 

私なりに元気にエネルギーいっぱいで子供たちと向き合い、暮らしてきたつもりでもいたのです

 

でも気づけば、自分を振り返ることなく育児を続けてきた体はボロボロ

 

心の方もいつもガス欠寸前で、口から吐く息は火を噴いてるようだった

 

そんな私がリンパケアをはじめてみたら

体がラクになっていくと同時に心も軽くなっていったのです。

 

自分の心がいつも重かったのだということにも、軽くなって初めて気づいたんです。

 

そして

「自分が穴蔵の中」にいたことにも気づきました。

 

 

穴蔵って?

 

 

実際にどこかにこもっていたわけではないんです。

 

 

そして別に誰かにそこにいるように言われたわけじゃない

自分が勝手に「障害児の親」というレッテルを自分に貼っていただけ。

 

どこでそのレッテルを貼ったんだろうって思い出すと

長男を連れてしばらく通った公園だったと気づいたのです。

 

他の子供たちとは全くまじわらず、無言で人のおもちゃを奪ってお友達を泣かせたり

ぐるぐると公園をひたすら回り続ける

側溝に小石を何時間でも投げ続ける

やめさせると大パニック

 

変わった行動を続ける息子を怪訝な顔で見るママ達

 

いたたまれなくなって

誰もいない夜に公園に通った日々

 

今、あの時の自分にかけられる言葉は何だろう。

 

 

思いつかないや

 

 

「公園、行かなくていいよ」

かな。

 

少しずつ少しずつ違いに戸惑い、戸惑うまわりの視線にまた戸惑い、

普通に地域社会で暮らしているようで実は穴蔵の中に心が入り込んでいた私。

とにかく必死に毎日を過ごしていました

 

それでも、たくさんの方の支えのおかげで暮らせているのも事実。

 

学校への送迎時、先生に

「よろしくお願いします」

「ありがとうございました」

 

移動支援のヘルパーさんに

「よろしくお願いします」

「ありがとうございました」

 

療育先の先生に

「よろしくお願いします」

「ありがとうございました」

 

放課後等デイサービスの支援員さんに

「よろしくお願いします」

「ありがとうございました」

 

そのセットを一日に何回いうだろうっていうくらい

言い続ける私達。


「すみません」もすごい数、、だけどね

 

それすらも

「そんなに何度も何度も毎日お願いしたり、お礼を言わなければいけないのか」

「一生、そう言い続けないと暮らせないのか」

と悲しく思った時期もありました。

 

 

でも今は

「よろしくお願いします」

「ありがとうございました」

 

そんな素敵な言葉を人よりたくさん言える人生なんだって思える

 

感謝の言葉が軽くなった

その「軽い」はふわふわと軽いってこと

 

すっと、何の苦も無く口から出る

 

そのきっかけ、、ぜ~~んぶリンパケアでした。

これほんと。

 

そんなことが自分に起こるとは思ってもいない状態で思い付きで受講した初級講座の日からどんどん暮らしに光が差し込んできました。

 

それは今も続いています。

 

心身を整えるには、手っ取り早く体をラクにするっていうのは方法として「あり」だと思うのです。

 

気づけば穴蔵からぴょーんと飛び出していた。

 

何だか何を書きたいのかもよく分からないブログ記事になってしまったけど。。。


障害のある方の支援を考えるとき

「スタートラインを整える」

というのは私がとても大切にしていることなんです。


それは障害児のママにも全く同じことが言えると思います。


心身ボロボロでガス欠寸前で動き続けるのではなく、

手っ取り早く体、ゆるめてスタートラインに並び直しませんか?



「あれ?なんだか最近心も体もラク」

っていう経験、ぜひしてほしい

 

 

今、正に穴蔵にいる気分のママ達

 

会いに来て~~~!!!

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