クツミさんの絵本「この星に生まれて」 | 夕空菜月の虹色オアシス

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美術鑑賞、読書が趣味です。
絵を描くこと、詩や文章を書くこと
写真を撮ることを楽しんでいます。

 

前回の記事の最後で、星空の包装紙に包まれていたのは、

クツミさんの絵本「この星に生まれて」でした。

絵は、油彩で時間をかけて描かれたもので、深みがあり

じんわり安らぎを感じさせてくれます。

 

水彩の小さな絵も一緒に届けられました。

先月、緑の小道さんのお店で購入させていただいた

クツミさんの絵と同じサイズで、並べて飾っていますが

とても良い感じです。

 

 

絵本を読ませていただいて、クツミさんの優しさ繊細さが

しみじみ伝わってきました。

今までご自身の感情に向き合われてきた経験が

映し出されているような内容で、私も中年になってからですが

向き合ってきたので共感できました。

不快な感情が出てきたら、それを悪いものだと決めたり

押し込めたり、無視したりしないで、あると認めて

感じてもいいと自分に許す、そうすることでしか

解放されないのだと私も思います。

快も不快も感じて味わうために、ここに人として個として

生まれてきたのですね。

 

読み終えて、この星に生まれてきた意味に改めて

思いを馳せるといういい機会になりました。

 

自主制作、自費出版の本は、作家さんが表現したい伝えたい思いが

何者にも介入されることなく、そのままに純粋に伝わってくるので、

そんなところに魅力があるなあと、他の作家さんの本に対しても

思います。

商業出版でも素晴らしい本がたくさんありますけどね。

 

クツミさんのブログはこちらです。

https://ameblo.jp/kutumisan/

 

お読みくださり、ありがとうございます。