前回の記事の最後で、星空の包装紙に包まれていたのは、
クツミさんの絵本「この星に生まれて」でした。
絵は、油彩で時間をかけて描かれたもので、深みがあり
じんわり安らぎを感じさせてくれます。
水彩の小さな絵も一緒に届けられました。
先月、緑の小道さんのお店で購入させていただいた
クツミさんの絵と同じサイズで、並べて飾っていますが
とても良い感じです。
絵本を読ませていただいて、クツミさんの優しさ繊細さが
しみじみ伝わってきました。
今までご自身の感情に向き合われてきた経験が
映し出されているような内容で、私も中年になってからですが
向き合ってきたので共感できました。
不快な感情が出てきたら、それを悪いものだと決めたり
押し込めたり、無視したりしないで、あると認めて
感じてもいいと自分に許す、そうすることでしか
解放されないのだと私も思います。
快も不快も感じて味わうために、ここに人として個として
生まれてきたのですね。
読み終えて、この星に生まれてきた意味に改めて
思いを馳せるといういい機会になりました。
自主制作、自費出版の本は、作家さんが表現したい伝えたい思いが
何者にも介入されることなく、そのままに純粋に伝わってくるので、
そんなところに魅力があるなあと、他の作家さんの本に対しても
思います。
商業出版でも素晴らしい本がたくさんありますけどね。
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お読みくださり、ありがとうございます。