先日の文学フリマでは、少し買い物もしました。
大阪文学学校の存在を初めて知りましたが、
表紙が、なんと富田林市寺内町の画家さん
一色さんの絵で飾られていました!
この絵は原画を何度か見せていただいたことがあります。
愛らしい笑顔の上のお花、画家ルドンの作風を
意識して描かれたと、お話していただいたことがあり、
私もルドンが好きで、一色さんのことを懐かしく思い出し
ました。
現在、一色さんは他のお仕事に集中されていて
画業のほうはしばらくお休みとお聞きしています。
この本は、中身というよりは、すみません・・・、表紙で
購入してしまいました。
本格的に文学をされている作家さんの
作品集ということですので、読ませていただきます。
そして、素敵な作家さんに出会いました☆
こにしともよさんです。
手創りの暖かく愛らしい絵と文章の本です♡
中身を少しだけ。
色使いも素敵なんです。文章も詩的でほっこりする世界観に
心が緩みます。
絵は企画展で展示をされたこともあると話されていました。
拝見してみたいです。
全体的に、出店されている本の価格は、1000円未満が多かったです。
中には、自宅で普通のコピー用紙にコピーして
ホッチキスで綴じるられている簡単な造りの本もありました。
なので、本屋で売られているように製本しなくても
手創り感のある本でも出店できます。
(こにしともよさんの本は1000円以上しましたが、
印刷もきれいで手触りのよい紙を使用するなど
工夫されていて、内容も気に入ったので納得の価格でした。)
本の創り方も皆さん様々でしたね。
中には、「あなたを見て言葉を書きます」という出店者さんも
いました。スピリチュアルイベント向きな感じがしますが、
これもまた文学なんですね。必ずしも本でないと
いけないということでもなさそうです。
私は本当は、他に充分な収入があったり、お金持ちでしたら
本は無料でお配りしてもいいぐらいなのですが(もらってくれたらですけど)、
そんなことはなく、印刷製本にも費用がかかりますし、
パソコン操作をする労力とか、体調面のことも配慮する必要があり、
貨幣制度がある限り、なかなかそれはできないですね。
昨日今日と、文学フリマレポみたいな内容も兼ねて書きました。
また出店するかどうか、今はまだわかりませんが、
お客さんとして入場して、じっくり見て回るのも楽しそうだなと思います。
お読みくださり、ありがとうございます。