介者剣術の構え 戦国時代の甲冑は20~30kg あったようです。 当然、転んだら起きるのが大変なのは 想像に容易いです。 参考ですが、 アマゾンプライムで視聴できる 【甲冑バトル ザ・ナイトファイト】 という 古代の西洋の甲冑を着込んだ西洋人が 実際に戦う番組があります。 興味がある方は是非見て下さい。 その番組では目など急所の攻撃は 制限されてて使う武器も切れないものが 使われていますが、 西洋の甲冑も日本のものと同じく25㎏程は あるので転んだ場合起き上がるのが 大変なのがよく解ります!! 日本人よりも屈強な西洋人でも 甲冑装備の状態で転んだら 致命的でした。。。 従って介者剣術の構えとしては 転ばされないように 足幅を広くして 腰を落とした低い構え が基本と一般的に言われていますが、 実際は違うのが師匠の見解です。 理由を聞くと納得。 詳しくは書けませんが、姿勢が大事です。 (文面的には当たり前か(笑))。 他にも、目を守る為に 頭を傾げて 目庇(まびさし) を最大限に活用 するとあります。 ちなみに目庇(まびさし)は兜のココです↓↓ これも限度があったでしょうね。 傾げすぎると姿勢が崩れますので。 あとは甲冑の防御に特化した 袖の部分を敵に向ける。 とあります。 ちなみに甲冑の袖(そで)は 肩の部分の防具です。下図参照 こうやって兜や袖をみると 介者剣術は上段の構えは 無かったと言われているのも 納得できますね。 兜の立物(たてもの)・吹返(ふきかえし) や袖があると邪魔ですから、 刀を上段の構えるのは無理な気がします。 |