伊吹山山頂
伊吹山は古い山で、山の上半分は石灰岩でできています。
この石灰岩は、約3憶年前のサンゴ礁の塊です。
そのため、山頂一帯では石灰岩地帯特有のドリーネやカレンフェルト地形を
見ることができます。
シモツケソウのお花畑を過ぎると
ゆるやかなな山頂平原が広がります。
シオガマギク
ルリトラノオ
眼下には琵琶湖が展望できます
イブキフウロ
伊吹山ではイブキフウロ以外でも
ハクサンフウロ、ヒメフウロも自生しているそうです。
伊吹山の標高はそれほど高くありませんが
冬は豪雪地帯として知られていて
最深積雪11.82mを記録して
観測史上世界1位を記録しているそうです。
そんな過酷なカルスト台地の岩にへばりつくように咲いていたのは
イブキジャコウソウ
伊吹山にのみ咲く固有種や、伊吹山で最初に発見されたことによる
「イブキ」の名のつくお花も多く
草木植物や薬草の宝庫としても知られています。
つづく
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