臨済宗大本山妙心寺 退蔵院
京都市右京区
妙心寺(みょうしんじ)は、臨済宗妙心寺派大本山の寺院です。
退蔵院は妙心寺の塔頭で、妙心寺第3世無因和尚を開基として、応永11年(1404年)に開かれました。
最初は妙心寺の外に所在していましたが、のちに場所を妙心寺山内に移し、
さらに山内を移転して16世紀に現在地に境内が定まりました。
現在境内には、江戸時代の庭園と考えられる方丈庭園と
昭和40年(1965年)に新しく作られた「余香苑」の2つの庭があります。
山門
方丈(本堂)に向かいます
方丈(本堂)
応仁の乱後、1597年に再建された方丈。
禅と剣の道には精神的な共通点があり、
江戸時代には宮本武蔵もここに居して修行に励んだと伝わります。
訪ねてみたかったのはここ↓
余香苑(よこうえん)
なだらかな勾配の「余香苑」は造園家の中根金作氏により設計され昭和40年に完成後、
昭和の名庭と謳われるまでに成長しました。
桜、蓮、楓など、一年を通して華やぐ庭園の中心には瓢鮎図にちなみひょうたん池が配され、
池のせせらぎや水琴窟、鹿威しの音色が響きます。
(パンフレットより)
せせらぎが心地よくて…
街の真ん中とは思えない静けさ…
逆光の楓がとても綺麗で…
京都の名庭を独り占めさせていただきました。
茶席大休庵
逆方向から眺めると景色も一転します。
水琴窟
陽の庭(陰陽の庭より)
陰の庭(陰陽の庭より)
入口には紅シダレザクラ
JR東海のキャンペーンポスターにも登場したしだれ桜です。
また桜の季節に訪れてみたい退蔵院でした。
次は同じ妙心寺山内にある桂春院に向かいます。
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