宝筐院
京都市右京区
室町幕府の二代将軍足利義詮の塔所で、院号により宝筐院といいます。
南北朝時代敵味方に分かれた楠木正行と足利義詮の墓が仲良く並んでいます。
これは義詮が正行の人柄を慕い、そばに葬るように遺言したためといわれています。
庭園内には多くのモミジやドウダンツツジがあり晩秋から初冬にかけてみごとな紅葉を見せ
テレビ・雑誌・書籍等のメディアで幾度となく紹介されています。
陽が傾き始め、より一層艶やかを増した宝筐院の紅葉
ドウダンツツジも競演していました。
「燃える秋」とは
こんな紅葉のことを言うのかもしれませんね
「宝筐院の額縁紅葉」は
昨日関西のテレビ局で報道されていたようです。
だれも映り込まないようになったタイミングを狙うのは至難の業
私が座っているこの場所では
たくさんの人が場所の譲り合いをしながら写真を撮っていました。
この美しい紅葉を撮るために
いざこざが絶えなくて
やむなく一脚三脚の使用を禁止したのだそうです。
この石畳の回廊にも人が絶えることがなく
根気強く無人なるのを待つしかありません。
それだけ人気の紅葉スポットということですね
赤と黄色のモミジが折り重なる絶景
清凉寺の紅葉とはまた違った美しさがありました
次は夕暮れ迫る大覚寺に向かいます
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