風のガーデン
北海道富良野市
新富良野プリンスホテルの敷地内にある「風のガーデン」は、
脚本家倉本聰氏のテレビドラマ「風のガーデン」の舞台になった場所で
宿根草を中心とした450種類以上の花々が季節ごとに次々と移り咲きます。
平成17年に経営上の理由からプリンスホテルがゴルフ場を閉鎖
夏季の観光客誘 致を図るための新たな魅力づくりが必要と考えました。
そのため、ホテル宿泊客が滞在期間中に楽しめる ガーデンの整備を目指しました。
また、地元富良野に居住する脚本家、倉本聰氏から環境教育と植樹の場所として一部活用したい旨の申し出を受けて合意しました。
ガーデンの整備を進めていく際に倉本氏から、魅力的なガーデンづくりをする助言を受け、
フェアウェイ跡地を英国式庭園として整備しました。
その整備をする過程で、倉本氏が製作を予定していたドラマ (『風のガーデン』)のロケ地にすることが決まり、
施設名も「風のガーデン」(庭園、ドラマセット、 ワーク施設など)となりました。
また同時に、倉本氏からの土地活用の申し出に対してはプリンスホテル が「NPO法人C・C・C富良野自然塾」に土地を貸与して、
同法人が環境教育を行うフィールド「富良野 自然塾」としてミズナラ、トドマツ、カツラなどの富良野の在来樹種を植えています。
(地域発イノベーション促進…より)
新富良野プリンスホテル(左)の駐車場でバスを降り
富良野・ドラマ館(右)脇から少し下ったところで
マイクロバスに乗り換えて風のガーデンに向かいました
風のガーデン
ここでガイドさんと待ち合わせをして
園内を案内していただきます
ガイドさんのお話中に現れたのはエゾシカさん
人を怖がることもなく近づいてきます
大事なガーデンのお花を食べてしまうので
夜は柵をしているのだそうです
この庭園「風のガーデン」をプロデュースしたのは
翌日行く予定の上野ファームのオーナー
そして北海道ガーデン街道けん引するガーデンデザイナー・上野砂由紀(さゆき)さん
上野さんは、旭川の「上野ファーム」、富良野の「風のガーデン」、
上川の「大雪 森のガーデン」など多くの庭園を手掛け…
イングリッシュガーデンとは違った
北海道の風土に合った草花を調和のとれたバランスで植栽され…
訪れる多くの人々の心を癒してくれます
風のガーデンから2~3分
ゴルフ場でいえば、次のホールまでのつなぎを
歩いたところに薔薇の庭があります
薔薇の庭
この看板は倉本聰さん直筆だそうです
先ほどの「風のガーデン」の看板も書かれたそうです
原種やオールドローズなど約70種類のバラと宿根草を組み合わせた
素朴で優しい印象の庭です
秋にはローズヒップがたわわに実り…
紅葉と同時に楽しめそうな素敵なバラ園でした
風のガーデンではどの花も今一番の見頃を迎え
やはり滞在時間が足りません
もう一度ここに来ることができたら
事前にドラマ「風のガーデン」を観賞して
そのシーンを回想しながら散策すると
またひと味違った情景に見えるかもしれませんね
名残惜しさを感じながら
マイクロバスに乗りました
次はファーム富田に向かいます🚍
ポチッと応援してね↓