出羽三山
出羽三山とは、「羽黒山」「月山」「湯殿山」の総称。
庄内地方のある場所はかつて「出羽国(でわのくに/いではのくに)」呼ばれていたことから、「出羽三山」と名付けられました。
その歴史は、遡ること1,400年以上前。
第32代天皇の崇峻天皇の第一皇子であった蜂子皇子が、父を暗殺した蘇我馬子から逃れて出家。
その後羽黒山にたどり着き、修行の末羽黒山頂に社を創建したことが始まりと言われています。
なお、「羽黒山」は蜂子皇子が“羽の黒い鳥(=カラス)”に導かれてたどり着いたことからそう名付けられたとのこと。
蜂子皇子は同じ年に月山を、そして12年後に湯殿山を開き、今日の「出羽三山」となりました。
(やまがた庄内観光サイトより)
月 山
(標高1984m)
月山は海抜1,984m、世界でも珍しい半円形のアスピーデ型火山で、
頂上の「おむろ」に月山神社があり、月読命が祀られています。
弥陀ヶ原湿原
(標高1400m付近)
月山の八合目にある弥陀ヶ原湿原は高冷地の為枯草が腐る事なく、何万年となく積み重なり出来た、泥炭層の湿原で
6月~7月頃は、一面のお花畑となります。小さな湖沼が散在し、あたかも神々の御田を見るようです。
弥陀ヶ原中央には御田原神社があります。
レストハウスの駐車場でバスを降り、弥陀ヶ原湿原の散策に出かけました
弥陀ヶ原湿原を一周するには約1時間
ツアーの滞在時間はあまりないので
歩いて15分程の御田原神社(中ノ宮)までの往復となりました
弥陀ヶ原湿原は小雨
台風の接近により強風が吹いています
ナナカマドも色づき紅葉真っ盛りですが…
突風で吹き飛ばされそうになりました
点在する池塘もゆっくり散策できず
御田原神社を目指します
全身ずぶ濡れになりながら
御田原神社到着です
しかし…閉まっていました
御田原神社の先は紅葉が綺麗です
名残惜しさを抑えながらここでUターン
風雨は強くなるばかりで
写真を撮るのも限界
急いでバスに戻りました
俳人松尾芭蕉も訪れ、「雲の峰幾つ崩れて月の山」の句を残しています。
(写真はお借りしました)
月山の山頂までは約3時間
またいつか登ってみたい東北の名峰です
次は羽黒山に向かいます
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