北門神社
北海道稚内市
稚内港を見下ろす小高い場所に北門神社があります。神職が常駐する神社としては、日本最北です。
天明5年(1785)、当時宗谷場所を請け負っていた飛騨屋久兵衛の下請けだった三代目・村山伝兵衛が、
浜で天日(太陽)を拝んでいる群衆を見て天照大神を思い、航海安全、大漁の守護神として神宮大麻を授かり天照皇大神を奉斎し、
宗谷の地に社を建立して、宗谷大神宮と称したのが創始であると伝えられています。
その後、明治29年(1896)に現在地に社殿を移築し「北門神社」と称しました。
(稚内観光情報より)
次に訪れたのは北門神社
大きな鳥居をくぐります
そして80段の石段を登ります
階段を登りきると放浪の歌人・並木凡平の歌碑があります
碑は、凡平直筆の色紙の文字を拡大して
高さ1.3mの黒曜石に刻んだもので、昭和43年(1968)に建てられ、
凡平を慕う会という団体によって守られています
「八十段 のぼりきわめて北門の社にひらく宗谷海凪ぎ」昭和8年の作品です
歌碑の近くにはカラーマンホール
南極観測で活躍した「タロ・ジロ」の兄弟犬と
これから向かう北防波堤ドームのイラストが描かれています
タロ・ジロは、稚内出身で、稚内で訓練を受けたため、ご当地マンホールになっているそうです
北門神社の本殿です
本殿の右側からは稚内の街並みが一望できますが…
写真を撮るのを忘れてしまいました
ガイドさんに教えてもらった北門神社の「えぞみくじ」
緑の網でカニのおみくじをすくいます
(写真はお借りしました)
おみくじの運勢は北海道弁で書いてあるとか…
ユーモラスなカニさんですね
私が気になっていたのは
神社の法面に咲いていたシキダリスの花
植えてあるのかと思ったら
どこからか種が飛んできて自生したそうです
耐寒性に優れている花なのでこの地を選んだのでしょうね…
とてもキレイでした
次は車屋・源氏に向かいます
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