アーミッシュと機関車 前編 フィラデルフィア&ランカスターの旅 | とある学生バックパッカーの旅行記録 This Collegiate Backpacker's Travelogue

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各国の旅で体験したことをまとめたブログです。旅に出てから時間が経ってしまったが、薄れ行く記憶を辿って当時の光景を残したい。各地の写真をアップするのでブログを読んで頂いた方に少しでも現地の雰囲気を感じてもらうことを目標に書いてみます。


前回、前々回とまえおきが長くなりましたがいよいよ旅も本番です!

昨晩のうちに宿でパンフレットいろいろあさって今日はアーミッシュファームのお家見学とストラスバーグの機関車に乗ることに決めました。




アーミッシュ(
Amish)について簡単に触れておくと彼らはキリスト教の一派です。発祥はヨーロッパでアメリカに移住してきた時の生活様式を今なお維持している人たちです。


つまり生活に電気は用いず移動も馬車のみです。
信仰の純粋さを保つために俗世と距離を置き伝統的な暮らしを守っているとの説明を受けました。


家の中も案内してくれました。




このストーブは熱源が薪でした。






自給自足の生活を営むアーミッシュの人々の食卓にはどんな料理が並ぶのでしょうか?






脚踏み式の年期の入ったミシンがありました。これで伝統のアメリカンキルトを作成し販売することで生活の糧を得ています。






天国は空高いところにあると思っていたら意外と身近にありました。
アーミッシュには教会がなく各家庭でお祈りなどするそうです。






外の牧場には数多くの動物が飼育されていました。





日常の生活で宗教とは無縁の僕ですが信仰を守り抜くために便利で豊かな生活を自ら断っている彼らの生活様式は興味深いものでした。


新たに知ることばかりでまだまだ勉強不足ですね。


お土産にアメリカンキルトのコースターとティッシュカバーを買って帰りました。



さて、次に向かったのはStrasburg Rail Road。 
ここでは実際に蒸気機関車に乗ることができます。




現役で運行しているわけではなく観光シーズンや祝日など限定的に走っています。 遠くから機関車がホームに向かって来ました。





毎日の通学でメトロを利用しているけど列車に乗るのにこんなわくわくした事ない!
真っ白な煙を立ち上らせて車輪に動力を伝えるロッドが動く様は近くで見ると圧倒されます!

車内はこんなかんじ。



いよいよ出発進行!



汽笛を鳴らしながらぐんぐんスピードが伸びます。

ほどなくしてひらけた景色が見えてきました。




農家が点在しています。
アーミッシュの人々も見かけました。





見渡す限りの原っぱの真ん中を疾走する汽車に乗り開け放した窓から受ける風は爽快でした。






列車は折り返しもとの駅に戻ります。





アーミッシュの文化と歴史ある鉄道を満喫したしフィラデルフィアへ帰ろうと駐車場に向かいました。


事件発生。


記事が予想以上に長くなったので2部に分けます。

後半に続く。