やって来ました!アンヘレス!
この街にはピナツボ山と呼ばれる大きな火山があり、そのふもとには大規模な米軍基地があったそうな。しかし、火山の噴火にともない基地は灰に埋もれ米軍は撤退。
残された広大な土地は経済特区として復興し今日の賑わいをみせている。というわけでこの街には登山をしにやって来たのです。
さっそくホテルのツアーデスクに問い合わせるも扱ってない。なので旅行代理店をいくつも訪ねては登山ツアーがないか聞いて回ります。
ツアーを扱ってはいるものの一人で参加するには高すぎるのでいずれかのパーティーにくっついて行きたいのですがなかなかありません。5,6件目にしてようやく翌朝出発のツアーをみつけてエントリーを済ませました。
時間があったので近くのモールに行ってみることに。
映画館でお気に入りのハリウッド俳優ジョニーデップ主演のTOURISTを観る。当然英語で字幕はないから半分ぐらいしか台詞を理解できなかった。まあ日本でDVDレンタルするのとかわらないくらいの値段でスクリーンで見れたからいいかな。
さて、今回紹介したいのは見た目にもカラフルで楽しい『ジプニー』です。
フィリピンを代表する市民の足となっている乗り物のひとつで、もともとは米軍がこの地に残して行ったジープを改造して使っているのだとか。
ジプニーはタクシーみたいに道端で手で停めます。行き先は小さなボードに書かれているだけで土地勘ないと利用するのは難しく観光客には向かないかも。
車内で運賃を払う時後ろのほうの座席に座っている人は前にいる乗客に代金を渡して運転手までリレーします。他人の手にお金を委ねるのが印象的でした。
運転席の半分がステッカーで覆われています。おもしろかったのはクラクションを最大限に活用していること。まるで会話しているかのように周囲の車と意思疎通を図っているのに関心。すごくうるさいけどね。
ホテルに戻るとエントランス前の屋台でバロットが売られていた。ホテルの従業員がおいしそうに食べている。安かったので勧められるがままにひとつ買ってみた。
たしか鶏かアヒルの有精卵を成長させて孵化直前でおでんの卵のように味付けされ茹でられたものと思われる。殻を割るとヒナ鳥が縮こまって入っていて塩と酢をかけて食べるのが主流らしく、まねして食べていると君もフィリピン人だねと笑顔で言われてしまった。
手がべたべたでカメラ触れないから写真を撮り損ねてしまった。バロットで検索したら画像見れるけどグロテスクなの苦手な人は注意!!