アンヘレス ピナツボ登山 13-Jan-2011 (5日目) | とある学生バックパッカーの旅行記録 This Collegiate Backpacker's Travelogue

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各国の旅で体験したことをまとめたブログです。旅に出てから時間が経ってしまったが、薄れ行く記憶を辿って当時の光景を残したい。各地の写真をアップするのでブログを読んで頂いた方に少しでも現地の雰囲気を感じてもらうことを目標に書いてみます。




おはようございます!まだ薄暗い朝5
時半集合でかなり眠い。ホテルまで迎えに来てくれた車に乗り込むと朝から元気のいいオランダ人二人組みのテンションの高さに置いていかれる。

とりあえず目覚ましの一杯を流し込む。








他のパーティとの集合地点に着くと登山道のふもとまではオフロード仕様のランクルに乗り換えて向かう。













のろのろだけど力強く歩く牛が地元民の足です。









見える限りだだっ広いただの原っぱ。ところどころ草が生えているもののほとんど火山灰の不毛の大地。








山から流れてくる大量の水が当たり一面を覆い派手な水しぶきを上げながら荒野を疾走する事
50分少々。









ようやく登山開始です。それにしても歩きにくかった。まるで砂浜のような火山灰に足をとられて想像以上に疲れます。そしていくつもの川が行く手を阻み迂回せざるを得ません。










しばらく進むと辺りがうっそうとした茂みに変わり草木を掻き分けて進むと少し開けた場所に出た。山頂までもう少しらしい、もうひとふん張り。











そして、ついにーーー!!


















やっと登りきった先には周りを山々に囲まれた一面エメラルドグリーンの山頂湖。青空に負けず劣らず澄んだ水面はコントラストが美しかった。



そしてどこか懐かしい匂いがすると思ったらこの湖はでっかい温泉であることがわかった。心地よく暖かい足湯で疲れを癒しているとオランダ人はすいすいと泳ぎ対岸まで行ってしまった。











歩き疲れているのに遠泳なんてしようものなら足つって溺れてしまうのでのんびりと眺めていました。











湖畔でのんびりとまどろむのは至福の時です。











さて、登ったからには下山せねば。

帰り道は疲れてて景色を楽しむ余裕もなく、行きは無駄にテンション上げてはしゃいでいたデコボコ道も今となっては酔いそうで気持ち悪くて仕方がない。




その日の夕方にはマニラへ帰り、宿に帰り着くなりすぐにシャワーを浴びてザラザラする火山灰を落として倒れるように寝てしまった。