グロッケンのとこでiPhoneのグロッケンのサウンド | 神田勇哉のブログ

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フルーティスト 神田勇哉の日記


バッティストーニ氏との定期演奏会

無事に終演いたしました。



毎公演満席のお客様に

大きな拍手とブラボーを頂きました。🥹


こんな嬉しい事は他にないです…。

プレーヤーってのは一生辞めたくないですね。



とはいえ、人には色々な思いがあり

オケを若くして辞める方もいる。



9年間相棒として隣で演奏した

加瀬さんがこの公演を持って東フィルを去る事になった。


今後は京都の音楽大学の教授になるそうだ。


寂しいけれど、プレーヤーってのは

体や精神や、色々削っていく職業ではあるので、

私もいつか耐えられなくなる日が来るのだろうか?🧐


加瀬さんの新天地でのお勤め、上手く行くよう祈っております。✨




この定期のプログラムは

レスピーギ作曲 古風な舞曲とアリア 第2番

オルフ作曲 カルミナ・ブラーナ



レスピーギは三番が有名、

下校の時刻に流れがちな音楽。




今回演奏したのはこの曲ではなく

第2番。


バッティ様曰く

「この二番は演奏される機会が最も少ないけど、

僕は一番綺麗な曲だと思う」

らしく、

クリスマスの様なウキウキ感があるとても綺麗な曲だった。




カルミナブラーナは過去にもシティフィルでもやった事あるので、

その濃さはよーく知ってるが、


改めて演奏してみると、ずーっと頭に残るくらい

やっぱりこゆーい曲だった。

 


こりゃ1週間はイヤーワームとして耳に残るな…




ちなみに濃ゆい歌の曲というと

私はコチラを思い出す。



中学生の時にこのアニメ

「少女革命ウテナ」を見た時、

そしてこの曲が流れた時に


ぶっ飛びすぎなセンスに度肝を抜かれた。



少年漫画とガンダムしか触れてこなかった自分にとって

少女漫画の想像力って

こんなにも素晴らしいんだなぁと感動した。



ウテナって作品もだけど、

劇伴としてこの音楽を作ってきた

作曲家さんが


作品の世界観に答えていて、

いや、180% 答えすぎていて 凄い。




今振り返ってみてもこの作品は異質な存在なので

やっぱりクリエイティブな才能と活動って

素晴らしい…人を惹きつける憧れだなぁ、


と思いました。