6月の定期演奏会。
また今年もピンカス・ズーカーマンさんがやってきた。
去年に続いて二度目。
ズーカーマンさんはヴァイオリンの大スター。
そしてオーケストラってのはほぼ弦楽器で出来ているので、
一度演奏の指示が飛べばそれは
指揮者の音楽の指示ではなく
「指導者のレッスン」となる。
氏はヴァイオリンに
「ここはもっと柔らかいスタートで!」
「そう!そんな感じ!」
と指示、そしたらそれに続いて
「この前行った中国のオーケストラは、
これが出来なかったんだよ…
まだまだ中国は20年遅れてるんだよなぁ。」
とも仰っていた。
(ズーカーマン氏も実際は我々日本人の事を
腹の中でどう思ってるかは分からないが…😅)
私の中では、近年 韓国人や中国人プレーヤーの
ヨーロッパでの活躍が耳に入るようになってきて
既に東アジアのレベルは我々日本を抜かしているのではないか?
と思っていたが、
まだまだ全体レベルでみたらイマイチなようだ。
これは他のとある先生も言っていた。
台湾や中国は個人単位で素晴らしいプレーヤーが出て来始めてるけど
アンサンブルなんかしようもんならバラバラ、
まだまだ国の業界そのものも
演奏側も市場も発展途中だよ…と。
過去にバッティストーニさんは中国の国立オペラで指揮をしていて
リハーサルでも、本番でも毎回
「バスクラ奏者のソロが落ちる箇所がある」と言っていた。
理由は、
そのバスクラ奏者は自分のソロまでの待ち時間が長いから
毎回 居眠りしてしまうんだそうだ。笑
いやいやいや…
メンタル鬼すぎだろ、その奏者。😅
でもなんだか大らかでステキな話。笑
昭和のゴジラ(1954年公開)の劇伴録音も
当時のN響の人達がに映像に見いっちゃって
演奏を忘れちゃって
全然仕事にならなかった…って話があるし。
音楽なんてそれくらいゆるゆるでいいのさ。笑




