アタマ空っぽの方が夢つめこめる。
年度の頭は旅行に行って頭を空っぽにしてきました。
その昔、若い頃の小澤征爾さんは休みを入れる事なく働いていたらしいが、
ある時から、思い切って一ヶ月のバカンスを取るようにしたら
その後の仕事がうまく行くようになった。と
著者に書いてあった。
我々演奏家は自宅での「次の公演の準備」も仕事のうちだから、
リハーサルの数週間前から気を張ってないといけないんだけど、
今回の私の旅はその辺をあえて忘れるくらいのスケジュールにしてみた。
もちろん楽しかったけど、
やっぱり遊び呆け続けていると不思議なもので
「そろそろやばいぞ…😨」
と心のどこかがチリチリしてくる。
今回実感したこのチリチリこそ
大事なのではないか?と気づいた。
仕事が詰まっている時は
メンタルにヒビが入って
このブログにもよく愚痴みたいな文を上げさせてもらうけど、😅(スミマセン)
究極に毎日毎日って感じで働きづめになると
「もう疲れたよ〜。」
「今日も働いてやってるんだよ〜」
と意味の分からないササクレが生じてくるが、
遊びすぎてのチリチリは
このササクレと対極の存在。
「仕事をしたくてたまらない!」
という状況に自分をリセットできる。
そんな気がした。
これもよくブログに書くが
「小人閑居して不善をなす」は本当。
意味は
「人間暇になるとロクでもない事をしだす。」
実際、スケジュールガン詰まりで忙しい時は
このブログの文章もどんどん湧いてきてスラスラ書けるし、
やらなきゃいけない雑務が無限に湧いてくるし、
自分の演奏活動とは別のYoutubeのための楽曲練習も、動画編集もなぜか積極的になれて捗る。
逆になんにも予定が入らないと
やる気スイッチがプッツリと切れて、
何にもしない。
その状態が長く続くと
いわゆる「ロクでもない事」を
し始めるのだと思う。
人生バランスですね。
今年度も頑張って行きます。
どうぞよろしくお願いいたします。😌