オーケストラに入ってからというもの
自分の匂いにものすごく気を使うようになった。
管楽器セクションは密集して、
息を吸って吐く仕事なので特に注意が必要。
例えば、リハーサル開始直前のフルートの椅子に座りながらのおしゃべりは
周りのみんなが音出ししてる事もあって
必然的に顔を近づけて大きな声で喋る。
とても危険⚠️💀
そして吹いてる最中にも
あ、コーヒー飲んだのかな？
うわ、タバコ吸ってきたな、
あ！こいつネギ食べやがった。
などなど、
臭い人は皆の心の中で重罪となるのだ。
気持ち悪い話だが現実。
だって人間だって動物なんだもん。
なので私はリハーサル直前とレッスン直前には
必ず歯磨きをするよう努めている。
女は男よりも匂いに敏感と言われているので、
若い女性が出入りする事が多い
オケのエキストラさんや
音大のレッスンの生徒さんに
不快な思いはさせまいと努力しているのです。
私の自論、
「口臭い」は 全てを破壊する。
例えば、の例を3パターン…
ー憧れのアイドルの握手会に当選！
ーパユ様が選定会で楽器を吹いてくれた
ーあのマイケルジャクソンが目の前に！
「応援ありがとー！」
そんな私がプロの奏者になって
めっきり食べなくなったものが
匂いの強い食べ物。
ねぎは薬味として多少食べても
翌日には匂い消えてるのでまだマシ
でも昼間や仕事の前は絶対に食べない。
にんにく だけは…
昔「ためしてガッテン」で見た記憶によると
ニンニクは食べてから三日間は匂い続けるという話だった。
歯を磨いてもこの匂いは消えないので、
これはオーケストラやレッスン業務としては
大いに困る。
調理法や産地、もちろん摂取した量で
匂いのレベルも大きく変わるのだが、
私の大好物は皆様ご存知
ラーメン二郎。
写真はイメージ。 拾い物。
さすがにこんなのは食べない。
スケジュールを見てみて
3日間以上 フルートを
密集した場所で他人と吹かない
という条件がある時のみ食べる事ができる
幻の一杯。
生のニンニクを細かく刻んだものを
スープに溶かして食べるのだが、これがまた格別。
これがサッポロラーメンや家系ラーメンのような
卓上のすりおろしニンニクではダメ。
二郎では中国産のニンニクをあえて使うらしいが、
確かに国産は匂いが弱すぎる。
とある冬の日
スケジュールの隙間を見つけたので
3〜4年ぶりになるかなぁ…
二郎に行ってニンニクマシマシを注文！
&ワシワシとガッついて来た。🐖
💀こんなものを食べてるようでは
ダメだ！！
クラシック音楽家として失格だ！
という、なんか根拠のない罪悪感が
込み上げてくるが、
とにかく幸せすぎた……🥰🥰🥰🥰
そして思った。
大麻？マリファナ？なんだそれ…
日本にはニンニクがあるじゃないか！！
それくらい染み入ったのだった…
この前とあるアメリカ人が
「マリファナはこちらでは高校くらいでみんな経験する。
日本ではとても厳しいみたいだけど、
アメリカ育ちでやった事ない人はいないんじゃないかな？」
と言っていた。
最近は世界の国で大麻が解禁されるというのをニュースで見たが、
日本でも
「大麻は依存性なんかない！」
「早く解禁しろ！」
という声と
「大麻！？麻薬なんてとんでもない！」
「ダメなもんはダメだ！」
「タイの現状を見てみろ！」
という声で戦っている状況。
麻薬といえばオランダでは色々と合法だが、
私が遊びに行った時は
どこで誰が吸ってるのか？
まだ若かったのでよく分からなかった。
麻薬をどうやって摂取するかなんて
映画でしか見た事ない。
白い粉をカードで細かくして鼻から吸う？
それとも注射器？
なんかスプーンの上に乗せて
それをライターで炙って吸う？
それらはコカインとかヘロインとかの
本当のヤバいやつか…
どうやら大麻はタバコみたいに紙に巻いて火をつけて吸うらしい。
って事は、私はタバコを吸わないので、
そもそもまったく縁がなかったって事。
今も別に目の前にあってもやろうとは思わない。
なぜなら ニンニクがあれば充分だから…🌬
(ぷ〜ん…)
アムステルダムの路上には
頭に植木鉢を乗せてフラフラ歩くオッサンならいたなぁ。
それが大麻のせいかは分からないが…😅
ちなみにいくら旅行先で合法とはいえ
私たちは日本国籍である以上
海外でも麻薬は絶対にダメなので
ご注意を。