神田勇哉のブログ

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フルーティスト 神田勇哉の日記

 

本日はどうでも良い雑記。



原宿 竹下通りにやってきた。



私のようなチー牛弱男が竹下通りなんて似合わないが、

実際 他の用事が裏原にあって

通り道だから通過しただけ。




ココも見渡す限り外国人観光客…



先日、夜の歌舞伎町を歩いてカルチャーショックを受けた。とこのブログで書いたが、

ココもまた日本ではない姿に変貌していた。


日本各地がインバウンドの名所であるのは良い事なんだけどね。

正直円安もほどほどにしないと色々と不具合がおこる。




僕は成田空港の入国審査の廊下に書かれてる

「おかえりなさい Welcome 」は

感覚的にそんなに好きにはなれない。


日本人、外国人なんて枠組みをとっぱらって

「僕らみんな地球市民」

「国境なんてなくしてしまおう!」

という考えは大事。


それにしても、

日本各地で文化の違いのトラブルが発生して

治安がどんどん悪化している以上


「日本は日本人だけのものではない」

なんて言われると正直複雑です。





話はとんで


先日 多久さんが投稿をしてて



facebookにて、こんなニセアカウントがいたと注意喚起していた。


こういうのって目的はなんなのか全く謎。

調べたら「愉快犯」が一番の理由である事が多いそうだが、はたして…?



そして、工藤重典さんにも見事にニセモノが発生。









アカウントに直接突撃してみたところ、


 





こ…これは 自動翻訳…笑


正体は外国人なのか?

目的はなんだ???





とはいえ、ニセモノが出てくるのは一流の証!


なんて言ってたら…



私と星矢くんがフュージョンしたアカウントが出現!?

ツッコミ所多すぎ!



名前やプロフィールは私で

写真と格言は星矢くん。笑

(Youtubeと私のサイトのリンクは両方ともエラーが出て通らない。)


誰が何考えてこのアカウントを作ったのか。



ついに私もニセモノが出るくらい有名になったか…

と言いたかったのに

このぐだぐだな結果…笑



いやホント、改めて、

いざ自分がこういう事されると

すごい怖い。💀






そしてエックスの運営に通報せねば、と

自分のなりすましを報告…と入力していくと


「本人確認が必要です」との事。



カメラを起動して免許証をスキャンして…


なんでやねん!!💢



なんで被害受けてるコッチがそんなめんどくさい事やらなきゃいけないんだよぉ!😡




ホリエモンも詐欺アカウントの出現に困っていたが、そりゃ放置するわ…


対応するの、しちめんどくさいもん。



という事で、皆様もニセモノにはご注意下さい。




7月の定期演奏会。 

まずはオペラシティ公演。




多くの方々にお集まり頂きました。


ありがとうございました。✨




指揮者のダン・エッティンガーさんとは

オペラ蝶々夫人の合間をぬってリハーサル。



彼はとにかくバイタリティ溢れる人で、

オペラ4連ちゃん本番の翌日からのリハーサルでも元気いっぱい。



「みんな疲れてる所悪いね!」

なんて言いながら練習を進めていたが、


指揮者だって絶対、疲れてるのだと思うけど、

そんな空気はみじんもださない53才なのでした。


うーん、体力はんぱない。





今回の定期のプログラムは


モーツァルトのピアコン20番と

ブルックナーの4番。




ブルックナー4番は忘れもしない

2012年。

私のシティフィル就任直後の一発目の定期の曲。


飯守泰次郎先生のこだわりと指揮てのもあって

生命の危機を感じるほど緊張しながら演奏した事だけおぼえている。


二楽章の弦楽器みんながお膳立てをやってやってやりまくってからの、

静かなフルートソロ。


相変わらず鬼…😵


これは緊張するなと言うほうが無理…




ブルックナーについて

周りに好きか嫌いか話をするんだけど、

評価が本当に両極端。


😍大好き!って人と

😒微妙って人。




私は大好きな方。


この

「ぼくが かんがえた  さいきょうのかいじゅう」

みたいな、


1人の男のわがままで勝手な夢を

大の大人が束になって本気で叶えてあげてる感

とでもいうのか…



一つの音楽を終えて「やっぱ今のナシ」

って言って、

何事もなかったかのように新しい音楽を奏で始める所とか



各楽器は2本づつで良いよ。

打楽器もティンパニ意外要らない。

って割り切ってるとことか



1楽章 はやい

2楽章 おそい

3楽章 とてもはやい トリオいって 戻ってくる

4楽章 はやい


そして長い。という



全ての交響曲に共通するこだわりの仕様が、とてもたまらない。笑

(2.3楽章のテムポは、入れ替わったりする。)





芸術って、なににもとらわれず、絵を自由に書く事だと思ったけど、


ブルックナーの

人に囚われないで、自分の道を進み続けるという

そんな姿がまた良いのです。














日々あまりにも暑いので☀️


これはいくらなんでも

「観測史上最高に暑い」とかなんじゃないの?

と思って


「暑すぎる」とぐぐったら





なんとGoogleのトップニュースが

全部サザンオールスターズの記事で埋められた。

😳



思う事としては

「広告代理店、事務所ってスゲー!」である。




通常「サザン」とググるのは興味のある人だけ


このクソ熱い気候の中で

「暑すぎる」というワードをトリガーとして

サザンの活動をアピールするなんて

誰が考えたのだろうか。


アッパレ!




その昔、有名なアイドル様の伴奏をした時

オーケストラのリハーサルが終わった後に

「インタビューがあるのでステージには近づかないで下さい」と指示があり


本番まで楽屋で待機していたのだが、



翌日、午前が暇だったので、ぼーっと家でテレビを見てたら


朝の情報番組の全てに

このコンサートのアイドル挨拶が放映してて


これまた「すげ〜!」って思った。


全て3分以上の特集だよ?すごくない?


私の目で全てを見れたって事はないが

チャンネル回しても回してもこの話題、


同じチャンネルの一時間後の別番組でもこの話題



「じゅうたん爆撃」という言葉通り

事務所が全ての番組の宣伝枠にお金を出しているのだろう。





宣伝とは露出、物量で決まる。


良いものを作ってるだけでは

コンテンツは成功しないのだ。



インディーズのバンドが

「俺たちは活動を縛られたくない」

なんて歯を食いしばって自主活動してたりするが、


腹をくくって大手の会社に頭を下げて

メジャーデビューをすれば、


たちまち全国にCDが並び、音楽番組や雑誌でもとりあげられ、ネットニュースにもなり

全国ツアーをやらせてくれる。



チケットを手売りする大変さは良く知ってるが、

大手企業の物量とノウハウには絶対に

かなわない。





オーケストラの業界でも

アニメ、ゲームのコンサートなんかは現在ドル箱状態なので、

それを狙った新しい団体がよく作られる。


プレーヤーやスタッフ陣を見てみると

知り合いが何人もいたりなんかして…🤗


しかし残念ながら数年以上継続してる団体は少ない。



活動中止の話を聞いてみると、

中の人たちの不破、とか

資金繰りが苦しくなって、とか

著作権を蔑ろにしてた、とか

そんな理由が多い。



そういう意味で、我々東フィルのような既存のプロオーケストラは、

伊達に長い歴史を持っていない。


安定するべくして安定してるんだな、と



改めてホームである東京フィルに感謝を感じたのでした。