粗製乱造 | むかブロ!

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むかいのブログ、略して「むかブロ!」
向井の現在進行形の黒歴史


いつもこのブログを読んでくださっている方ならご存知かと思いますが

僕はUberEatsの配達員の仕事をしています

最近はCMなんかもよく見ますし、徐々に知名度をあげてきたかと思いますが

そのUberEatsがついに我らが堺市にも上陸しました

今はこんな世の中なので、配達員の仕事は控えてますが(でもやってる人はやってる)

家にいながら配達員の仕事をするという最高の環境の作りあげることが出来ました

たまに「あれどういう仕組みなん?」と聞かれることがあるので

今日はUberEatsの裏側を教えたいと思います


まずはお客さん側

お客さんとして注文するにはアプリのダウンロードが必要です

アプリ

現在、配達可能なエリアは大阪だと

大阪市、堺市、豊中市、吹田市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、高石市

です

ちなみに全国だと

東京都(わりと全域)
神奈川県(横浜・川崎)
千葉県(市川・船橋・千葉・習志野・浦安)
埼玉県(中心部)
京都府(京都市)
兵庫県(神戸市・芦屋市・西宮市・尼崎市)
愛知県(名古屋市)
福岡県(中心部)
広島県(広島市・福山市)
岡山県(岡山市)
愛媛県(松山市)
香川県(高松市)
宮城県(仙台市)
石川県(金沢市)
富山県(富山市)

が対象地域になっています

こないだまで都市部だけだったのに、ここ半年くらいでどえらい広がりました

アプリから好きなお店の料理を注文します

あとは個人情報を入力して待つだけ

クレジットカードを登録すれば、誰か他人との金銭のやり取りは発生しません

住所もお好みで登録できます(詳細は後述)

家で待っていれば、ピンポンが鳴り

宅配便と同じように、配達員を出迎えて料理を受け取るだけ

二回目ですが、金銭のやり取りは発生しないので

本当に料理を受け取るだけで、一個の注文が終了します


さて、じゃあどういう仕組みで配達員は働いているか

UberEatsにはもう一つ、ドライバー専用のアプリがあります

それの「出発」というボタンを押すと、依頼の受付を開始します



しばらく待っていると、依頼が来ます

依頼とは「ここのお店が配達員募集してるよ!」みたいな依頼です

それを「受ける」「受けない」の二択で選べます

もちろん基本は受けます

で、そのお店に行くと、お店と配達員の間のコードみたいなのがあって

それを伝えると、お店から料理を受け取ることが出来るんです

その後、アプリで「料理を受け取りました」ボタンを押すと

「では、お客様の家はこちらなのでこちらに向かってください」と指示が出て

僕たちはえっちらおっちらチャリで料理を運ぶというわけです


給料の仕組みは

・料理を受け取ったとき
・料理を運んだ距離分
・料理を渡したとき

に発生します

距離はもちろん長ければ長いほど、給料も多くなります

(受け取ったとき、渡したときの給料は固定)


この仕事のコツは、しっかりとお店のそばで待機すること

というのも、今の注文が来て、配達先が出て……という流れは全部AIがやっているらしいんです

「エーアイ」ね、「アイ」じゃないからね、一人じゃないからね、私が君を守るからじゃないからね

じゃあAIはどういう人に依頼を送るかというと

お店が「配達お願いします!」と募集をかけたときに

近くにいる配達員をチョイスするらしいんです

だから、注文がよくくるお店の近くで待機するってのが、配達員が稼ぐための定石なんです

今までは大阪は大阪市内のみが対象地域でした

なので、稼ぐために僕は大阪市内に駐輪場を借りて、そこにチャリを置き

「今日は頑張るぞ!」って日は電車で市内に向かい

チャリに乗って難波周辺まで行って、マクドナルドなんばパークス店の横で待機する

というのがルーティーンでした

(マクドナルドなんばパークス店はけっこう頻繁に注文があるんですよ)

そんな生活をしていたのですが

4月1日から堺市でも対象地域になったので

市内の駐輪場を解約し、今は自宅から働きたいなと思っています

実験で一度家で「出発」ボタンを押してみたのですが、依頼が来ました(自粛なんで「受けない」にしたんですけどね)


さあ、ここから裏側みたいな話なんですけど

個人的に思うのが、僕はアルバイトだろうがなんだろうが

「お金」を受け取る以上プロ意識を持つべきと思って生きているんです

塾講師もそうだけど、対価をもらっている以上、尽くして仕事をすべきと思っているんですね

だから、配達員の仕事もやるべきことはやってます

やるべきことって言っても「料理を運ぶ」だけですから、大したことはなくて

ハキハキ挨拶をする、とかですけどね(笑)

お店で料理をもらうときは「こんにちは」「お預かりします」って店員さんに言うし

お客さんに料理を渡すとき「お待たせいたしました」「ありがとうございました」って言うし

こんなのをプロ意識なんて気高い言葉で言うのも恥ずかしいですが

それくらいのことはしています

というのも、こんなことすらしていない配達員もけっこういるみたいなんですよね

個人的にはそれが信じられないんです

不愛想に「ん」って、トトロのカンタが傘貸すときみたいに料理を渡す人もいるんだとか

以前、配達員を始めたてのときにも書きましたが

配達員になるのに、特別な資格とかはいらないんですよ

必要なのは「スマホ」「銀行口座」「自転車」「自転車に乗れる能力」だけなんです

あとは登録のときに身分を証明するもの

履歴書すら書いてないです

要するに、誰でもなれるんですよ

(たしか、成人はしてないといけなかったはず)

ほとんどの配達員は真面目に料理をこぼさないように、なるべく速く届けられるよう、真面目に配達をしています

だけどね、誰でもなれるという側面がある以上「ハズレ」の配達員もけっこういるのが現状です

僕も町で配達している仲間を見て「ええ?」って思うことありますもん

まえかごのところにバッグ乗せてる人とか「こぼれるよ!?!?」って言いたくなることけっこうあります

音楽聞きながら、イヤホンとかして運んでいる配達員もめちゃくちゃいます

配達員に関しては完全に「質」より「量」なわけです


非常に便利なサービスだとは思います

さっき住所はどこでも届けてくれると書きましたが

配達員をやっていて、配達先の90%は自宅なんです

でもたまにオフィスとか仕事場に届けたりもします

僕は一回「あべのハルカス」の中の事務所に届けたこともありました

公園とかで花見してて、そこに届けてもらうとかも可能です

利用料金はやっぱりちょっと高めです

でもたまにクーポンとかが配布されていて、それを使うと配達料が無料なんてこともあります

問題は「いい配達員」を引けるかどうか

こないだニュースで見たのが

配達員が時間が経ってもこない→家の近くを見る→料理が投げ捨てらていた

→UberEats本社にクレームをいれる→配達員は「個人事業主」なので私たちは知らない、自分たちで解決してくれ

っていう一連の流れがTwitterで暴露され話題になったんです

そうなんです、僕ら配達員は「従業員」じゃなくて「個人事業主」って扱いなんです

だから、配達中に事故とか起こしても自己責任だったんです(今は「さすがにそれは」ってなって補償ができた、はず)

けっこう脆いサービスだなとも思うんです

まだ表面化されてないだけで、のちのち大きな問題もいっぱい出てくるんじゃないかな

エリアが広がれば広がるほど、質の悪い配達員は増えるし、クレーマーも増えるし……

なんで、利用するときは若干のリスクがあると思って使ってみてください

「何事もそうじゃん」と言われればそれまでですが

車運転するなら事故る可能性もあるよ、的な

薬が体に合わないこともあるよ、的な

もしハズレの配達員を引いても「仕方のないこと」と割り切るくらいの姿勢で使う

それがUberEatsの正しい使い方のような気がしますね

給料も長いことやりましたが、時給換算すれば1000円いけば上等です

(東京だともうちょっと稼げるらしい)(逆に埼玉とかは全然仕事がないらしい)

いつでも働きたいときに働ける、っていいように聞こえますけど

裏を返せば、自覚のないようなやつでも働けるというわけです

僕みたいなうつ病で働けなくなった人の受け皿になるような

いいところもたくさんあるだろうから、いつまでもいいサービスではあってほしいです

このまま配達員としてほどほどに収入も得たいし、いい感じに続いてほしくはあるんですけど

な~~~~んか、ちょっとイヤな予感がするんですよね

配達員が事件を起こして、UberEats自体が否定されるような

配達員やってるやつさえも差別されちゃうみたいなこと

そんなことが起きないことを願っています

まあほとんどは真面目でいい配達員ばっかりだから、みんなも利用してみてね!























どうも!うちで踊ろう、向井です

YouTubeでやってみたいことは色々と企んではいるんだけど

なにせ外に出られないので困っています

ラジオ以外もちゃんと何か動画でやるつもりだから、もうちょっと待ってね

ラジオはちゃんと毎週出せるよう頑張ります

今は底辺だから広告ついてないから、ストレスフリーに聞き流してみてください




















【向井の20代から始める漫画音痴克服のコーナー】

はい

第九回目、シーズン2の幕開けとなる漫画はこちら!


















「彼方のアストラ」

全五巻、完結済みとなっております


【どんな話?】

西暦2063年、宇宙旅行が当たり前となった世界

とある高校の9人が宇宙船に乗って、キャンプに向かいます

行き先は惑星マクパ

無事到着し、9人は惑星に降り立つんですが

そこで、謎の光の球体に飲み込まれるという事件が起きるんです

9人は気が付いたら、どこか検討もつかない宇宙を漂っていました

謎の球体の謎のパワーで、一瞬にして遭難しちゃうわけですね

近くに難破船(宇宙船)があることに気が付いて、それに避難し状況を整理

なんと、もといた場所から5012光年も離れた場所に投げ出されていたんです

もし難破船がなければ、遠い宇宙で死んでいたということ

つまり殺されかけたわけです

「なぜ我々は宇宙の彼方に飛ばされたのか?」「あの謎の球体はなんだったのか?」という謎は解けないまま

それでも難破船は動くし、9人の中に操縦できる人もいた

知恵を絞った結果、帰還するルートも見つかり目途が立った

だけど、宇宙船の通信機器は故障していたため、自力で帰るしか方法はなくなってしまいました

それでも9人は力を合わせ、絶対に帰還すると団結します

彼らは難破船に「アストラ号」と名付け、帰還への長い旅路を行きます

しかし、どうやら難破船の通信機器は「何者」かによって壊されていた事実が判明します

これから力を合わせ帰還しなければならない仲間の中に、どうやら一人裏切者がいる……

それでも、9人は困難に立ち向かうっていう話です



【感想】

これは一言言わせてください

「面白かった」

この漫画紹介するコーナー、もう九回もやってて

あんまり優劣をつけるようなことはしないでおこうと思ってたんだけど

「一番オススメしたいのは?」って言われたら、これにすると思う

そのくらい、僕には刺さりました


これね、ジャンルがなんなのかは言い切ることが出来ません

まあベースは「SF」なんでしょうか

宇宙旅行が当たり前になった世界観で描かれています

だけど、宇宙に遭難して、そこから帰還しようとする点においては

「サバイバル」作品とも言えます

帰還する道中で五つの星に立ち寄るんですよ

それぞれ違う世界が広がっていて、そこでなんとか「水」と「食えるもの」を確保するんですけど

言うたら、星ごとに違う物語が生まれるんですよね

そういう意味で飽きない、最後まで楽しめました

そして「サスペンス」

遭難した9人の中に裏切者がいることも、そうなんですけど

一体、なぜこの9人は殺されかけたのか

その謎が徐々に解けていくんですけど

分かるでしょ?向井そういうの好きなんですよ

で、分かりやすく「友情」「愛情」も盛り込まれていて

主人公らしい主人公はいないんですけど

一番軸で描かれているカナタが分かりやすく”暑苦しい”やつなんですよ

最初は9人はバラバラなんです

個性もそれぞれ、考え方もそれぞれ

それをカナタは不器用ながらもまとめあげていく

悪く言えば、ベタな展開なんだけど

そういうの好きなんだよな~~~~(笑)

良い人キャラの暑苦しいやつ好きなんだよな~


で、なんで一番オススメしたいかというと

これ5巻でしっかり完結するんです

めちゃくちゃ読みやすいと思います

「もっと読みたい」も無きにしもあらずですけど

5巻で余すことなく展開し、めちゃくちゃきれいにまとまっている

僕「名探偵コナン」も大好きですけど

コナンなんか遠回りに遠回りしてストーリー進むじゃないですか(まあそれはそれでいいんだけども)

その点、無駄な展開なく、かつ、読み応え満点で満足感もあるのは読みやすいったりゃありゃしないですよね

僕、1巻読み始めたときは「今週中に読むか~」くらいの気持ちで読んだんですけど

おもしろすぎて、夜中に一気に5巻勢いで読みましたからね

勢いで読み切れる長さなんですよ

だから「オススメ」という点では一番かな~

あとはまあ読み終わったあと「モヤモヤ」しない

「モヤモヤ」するのもそれはそれで好きだったりするけど

なんかこう「おもろかった~」ってアホみたいにそれ”だけ”が残るのっていいよね


ベタ褒めしてますけど、結局、好みに突き刺さったって話です

「読みやすい」「非日常」「犯人探し」で三球三振インハイ見逃しズバっと決められました


どういう人にオススメしたいか

向井の作品が好きな人はとりあえず読んで損ないと思いますよ(笑)

いや向井の作品なんて知らんわって人は

すげえ偏見かもしれないけど、理系はこういうの好きだと思う

「謎解き」とか「脱出ゲーム」とか好きな人

まあ結局向井なんだけど

そういう人には刺さると思う

「コナン」好きな人にも刺さると思う(結局向井)

逆を言えば、向井のこと嫌いな人はあんまり刺さらないと思うわ(○瀬とか)


こんなにテンション高く紹介してるのは、すんげえ美味いカップラーメン食ったあとみたいな感じなんですよ

分かります?(分からん)

「お店のラーメン美味しかった」だったら、オススメは簡単には出来ないじゃないですか

カップ麺だったら、オススメのハードルが低いし

最悪「全然美味しくないやん」って友達に言われても、カップ麺なら「まいっか」ってなるでしょ

5巻だから手軽なのよ

最悪、あんまり好みに刺さらなくても、まあ5巻ならそんな時間も奪わないし

「まあまあまあいいから、とりあえず読んでみ?」って言えちゃうんですよ

そう言いたいんです

「十五少年漂流記」とか、わりかし他の作品にインスパイアされてる感は強くて

良くも悪くも「読みやすい」んです

それをどう受け取るかは人それぞれだけど

僕はね「まあまあまあ読んでみ?」って言いたくなりました





















向井に「彼方のアストラ」紹介してくれた方

ありがとうございました













コメント、質問箱待っています


ステイホーム&リードむかブロ&プリーズコメント

サンキュウ

























【今日の締め】

ラジオも更新したんだよ

聞いてね

むかラジ






















【質問箱コーナー】



A,?????

……いや、まあ悩んでないと言えば嘘になりますけど

祖父、父がちゃんとハゲてて

僕も兆候があるんで焦ってはいます

「ハゲ」は抗えないから、諦めてるっちゃ諦めてるけど

あとは「天パ」

湿気が多いとちゃんと外側にはねるんで、苦労はしてます

……え、これ質問してくれるってことは解決してくれるんですか?

質問はこちら→質問箱