報酬が、内発的動機付けを壊す可能性がある | 理学療法士のリハビリテーション科管理者とコーチング思考

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外発的動機付けなどの報酬が、

内発的な動機づけを壊す可能性があります

 

 

まず、エドワード・デシさんを聞いたことがあるでしょうか?

 

 
エドワード・デシさんは、

「内発的動機付け」で有名な心理学者です

 

動機づけやモチベーションといった本には、

割と出てくることも多いので、

名前を聞いたことがある人も多いかもしれません

 

内発的動機付けには3つの欲求が関わると

言われています

 

①自律性の欲求

②有能性の欲求

③関係性の欲求

 

があるとされています

 

①自律性の欲求は、

自らが決定、選択すること

 

②有能性の欲求は、

自分が役に立っている感じ、達成感などが高いこと

 

③関係性の欲求は、

お互いに関心をむける関係

 

などなどがあると言われています

 

そして、なによりも

非常に興味深い研究をしています

 

それは・・・

 

報酬などの外発的動機付けは、

内発的動機付けを壊すというか、

機能を失う、小さくなることがあるってことです

 

どういうことかというと、

パズルをやっていて、

完成したら報酬を与えた場合は、

昼休みなどでは遊ばなかった

 

報酬がなかった場合は、

昼休みなどでもパズルをしていた

 

報酬があると、

やらなくなる

ってことですね

 

一度でも報酬があるとやらなくなる

 

報酬がある=コントロールされている

ということで、

自律性などが奪われているような感じがあるからかもしれません

 

これって非常に怖いなと思います

 

なにかの報酬を渡すってときは、

十分に気を付けておかないといけないなと思います

 

 

それでは、本日は、

「報酬が、内発的動機付けを壊す可能性がある」

でした

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました
 
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岩手からコーチングと管理を発信する理学療法士(PT)吉田