グループコース | Y’s Lab.

Y’s Lab.

当研究所は、すべての方を対象に、社会で生きぬくための有効なスキルをご提案、ご提供するための施設です。
臨床心理士が独自に開発したSSTプログラムを提供し、皆さまの「生きる力」の育成に尽力いたします。

Y’s Lab.としての活動も残り2回となりました。

次年度からは形態や活動内容の変更に伴い、ホームページも新しいものとなり、ブログの形も変更する予定でおります。

ホームページが整いましたら、ご案内いたしますのでしばらくお待ちください。

#桜咲く前

 

グループワーク

高学年はアクティブワークの実施日でした。

次年度以降ビジネススキルのコースでは、このようなアクティブワークやディスカッションなどの働くためのスキルやノウハウを得るための実践的ワークを中心に行う予定でおります。

ちなみに子どもたちは「ビジネススクールでビジネススキル学ぶ感覚でカッコいい!」と大喜びでした。「ここで学んだお陰で、正しい自己主張の仕方を学べた」「感じよく人と接することができるようになった」「コミュニケーションが上手だと周囲から褒められるようになった」などのたくさんの嬉しい感想を毎回いただいており、ワーク内容には自信があります。

さて、今回は年度末なので今年度の成果や、次年度に向けた課題などがあぶり出させるようなワーク内容として、「プランニングストラテジーワーク」を実施しました。

いわゆる商品を売り込むための戦略を思考していく内容です。企画、広告、営業の役割を全員で協力し合って担いつつ、グループでより良いものになるよう考えを出し合い、形にしていくものです。難易度は高いですが、1年間頑張ってきた彼らの集大成の一つとして、どれくらいのことができるようになったのかを自分自身で感じてもらえるようサポートしました。

 

コミュニケーションワーク

今回のテーマは「煽られたときの対処方法」です。

最近小学生と話をしている際、「煽られて腹が立った、喧嘩になった、イラついた」といったことをよく耳にします。煽られるという言葉は、つまりからかわれる、いじられるということです。こういったことはよくあることなのですが、からかいを正面から受け止めてしまうタイプのお子さんにとっては苦痛以外なにものでもないでしょう。

からかいを全力で受け止め、喧嘩やイライラの元になってしまうよりも、それをどのように対処していけば良いのかを冷静に学ぶ機会が必要だと思います。今回のワークを通してそのような機会を作り、対処法を学んでもらいました。

 

小作文ワーク

テーマは「読んでいる人が焦りを感じるような物語を書きましょう」です。

焦ってしまうような状況がどのようなときなのかを3つ挙げてもらいましたが、先月テーマになったハラハラやドキドキとは意味合いが異ります。焦りの表現においては「不安」や「恐怖」を感じられた後に「安堵」が表現されているかどうかを一つの評価ポイントにしました。