みなさま、こんにちは✨
コスメコンシェルジュのYUIです✨
最近よく耳にする「ガラクトミセス」「セラミド」「ペプチド」など…。きっと肌には良いんだろうけれど、イマイチどんな効果があるのか分からない…そんな方のために、今回は、話題の成分を5種解説したいと思います!
今話題の成分5選
セラミド
セラミドは、もともと人の肌にある保湿成分。細胞間脂質という表皮にある成分の約40%を占めています。
水分が蒸発して乾燥してしまうのを防ぎ、肌のバリア機能を守ってくれる働きのある保湿成分です。
アトピーや敏感肌の方は先天的にセラミドが不足しているとも言われています。また、年を重ねるごとに減少していく&体内で作るのが難しいことから、体の外側から補っていくことが大切です。
ガラクトミセス培養液
ガラクトミセス培養液は、牛乳やコメなど様々な原料を発酵させた時に得られた水のことで、酵母菌そのものは入っていません。
この成分は「健康的な角化細胞」を維持する効果があり、自然保湿因子(人にもともと備わっている保湿成分)の発現を促す働きがあるとされています。
また、ニキビ跡に起こりやすい炎症後色素沈着に対しても、一部ガラクトミセスのおかげで改善したという研究結果もあるそうです。
肌質の改善だけではなく、美白、エイジングケア、加齢によるシワの改善も望めるガラクトミセス培養液。肌の弾力を保つエラスチンを分解するエラスターゼという酵素の活性を抑える効果があるとされているので、結果的にハリや弾力の改善につながるとも言われています。
しかし酵母の種類や作り方によって成分構成は変わってしまうので、どんな風に作られたガラクトミセス培養液なのかを見極めるのが大切です。
ここで注意していただきたいのが、ただの培養液を入れただけで「ガラクトミセス100%」と謳っている商品もあるということ。信頼のおけるメーカーの製品に頼るのが◎
レチノール
レチノールは、ビタミンA誘導体の一種で、肌の健康に欠かせない成分の一つです。
コラーゲンの生成やヒアルロン酸の合成を促す効果が期待できます。つまり、肌の弾力やハリをサポートしてくれる成分なのです。
また、皮脂分泌のコントロールもしてくれるので、過剰な皮脂が原因の肌トラブル(毛穴つまり・ニキビ)にも向いているとされています。
ただし効果的な反面、「A反応」という副作用もあり、もともと肌のビタミンAが不足している人がレチノールを使い始めると赤みや皮むけ、痒みといった症状が出ることもあり慎重に使うことが大切です。
また、紫外線にも弱いため、日焼け止めや帽子などで紫外線対策は欠かさず行いましょう。そして、乾燥肌さんがレチノールを使う場合は必ずセットで保湿ケアをすることも大切です。
バクチオール
バクチオールは、マメ科の「バブチ(オランダビユ)」の種子から得られる成分で、中医学やインドのアーユルヴェーダでも古くから利用されてきたという歴史があります。
バクチオールは、実はレチノールと同じでビタミンAの一種です。ビタミンAは皮膚のターンオーバーに深く関わっています。
老化とともに正常なターンオーバーが行われていない場合、弾力・ハリの低下などのエイジングサインが見られるのですが、この救世主がバクチオール。
皮膚刺激が比較的少なく、敏感肌さんも使いやすい植物性の優しい成分です。肌にハリ・弾力を与えたり、シワ改善効果、ニキビ・肌荒れ改善、シミ予防・改善効果などたくさんの美容効果があります。
TIPS
「レチノール」と「バクチオール」って何が違うの?
レチノールは「A反応(かゆみ・ヒリヒリ感・皮むけ・乾燥など)」という副作用が起こる可能性があるデメリットも。その点バクチオールは低刺激な成分です。また、紫外線の熱でもレチノールは分解されてしまう(日焼け止めを塗れば◎の場合も)のに対し、バクチオールは特にそういった特徴はありません。
ペプチド
ペプチドは、アミノ酸がペプチド結合によって複数繋がった化合物です。疲労感軽減の効果が期待できる成分で、アミノ酸の素であるタンパク質を経口摂取してからアミノ酸として吸収されるまでは2〜3時間かかりますが、ペプチドはすでに小さいサイズなので短時間で吸収されるというメリットがあります。運動後に補給すると◎。
スキンケアに取り入れると、コラーゲンの生成を促してくれ、ハリやツヤを与えてくれたり、ターンオーバーを正常に整えてくれたりします。
いかがでしたか?新しい成分でもしっかりと特徴を押さえて、迷わず自分に合ったコスメえらびができると良いですね♪
ここまで読んでいただきありがとうございました✨
また、次回のコラムでお会いしましょう❤️