3月14日(木)は、介護労働安定センター宮崎支部
主催の『介護労働懇談会』に宮崎県介護福祉士会
から出席しました。
介護労働懇談会の目的は、その設置要綱に
「安心して働くことができる介護事業所の職場作りを支援することにより、介護分野の人材確保及び定着を図るために、地域において、介護労働関係機関から構成されるネットワークとして「介護労働懇談会」を設置し、相互の施策、事業に対する理解の促進、情報交換・情報共有、地域の実情に応じた役割や分担の検討等、介護の在り方を検討する場とする」
とあります。
介護労働懇談会は、行政機関、介護関係団体、その他の関係機関等から構成されており
それぞれの機関から、情報交換・情報共有などが行われました。
宮崎労働局 職業安定部 職業対策課からは、雇用関係の各種助成金
について、説明していただきました。
それにしても、本当にいろんな助成金がありますね。
人材育成の一助に活用していただければと思います。
宮崎労働局 職業安定部 職業対策課 雇用開発係からは
『介護分野における充足・定着支援パッケージ』事業について、説明していただきました。
この事業は、厚生労働省が選定する「重点支援対象事業所」のうち、ハローワークに求人を提出している事業所が支援対象となります。
選定された事業所に、県内7所のハローワークと介護労働安定センター宮崎支部が密接に連携し、人材確保のための様々な支援を行います。
私も介護労働安定センターから派遣されて、支援させてもらったことがあります。
宮崎労働局 労働基準部 健康安全課からは
高年齢労働者の安全衛生対策について
説明していただきました。
「労働災害による休業4日以上の死傷者数のうち、60歳以上の労働者が占める割合は、近年増加傾向にあります。高齢者の就労が一層進むと予測される中、高齢者が安心して安全に働ける職場環境の実現が求められています。」厚労省HPより
人生100年時代、あらゆる事業所さんに活用していただきたい情報ですね。
宮崎公共職業安定所からは
コンタクトコーナー(人材確保対策コーナー)
について、説明していただきました。
ハローワークにおけるマッチング支援ですね。
LINE公式アカウントに登録すれば
いろんな情報がお手元に届きます。
宮崎県 福祉保健部 長寿介護課からは
令和6年度の事業概要について、説明していただきました。
また、介護人材の
研修や訓練に関する実績は、年々減少しているようでした。
少子高齢化が直撃している感じですね・・・
一般社団法人 宮崎県介護支援専門員協会からは
令和5年度の宮崎県介護支援専門員の実働について、説明していただきました。
アンケート調査の回答率が92.8%という高さで、組織力の高さがうかがい知れました。
その他の関係機関等からは、現場においては介護人材に劣らず
管理職員(リーダー)の負担や不足などがあげられました。
私は、宮崎県介護福祉士会の理事という立場でしたが、入会率の低さは目を覆うばかりです。
それでも入会されている方々は、それぞれの現場において責任ある立場やその予備軍的な人が多いように見受けられます。
であれば、介護福祉士会は現場のリーダーを育成するような仕組みを持つことも必要なのではないかと思い、宮崎県介護福祉士会のキャリアパスを作成してみようと思いました。
私は普段、介護事業所におけるキャリアパスの活用支援なども行っていますが、それを宮崎県介護福祉士会に対しても提案してみようと思います。
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