若い頃、
神さまを信じていなかった私が
個性的な家族のお陰で
たくさんの貴重な体験をし
いま、ここまで辿り着きました。
これからも進化し続けます。
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ブログの主な登場人物
![鳥](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/182.png)
ユータ22歳。
専門学校中退後1年の休養を経て
家の近くの事業所へ
リハビリがてら通ってます。
ハルナ19歳。
精神科に約半年間入院し
4月の外出で病院に戻るのを拒否。
そのまま退院し家にいます。
モト夫50代後半。
近くで一人暮らしをしていて
お金の管理は私がしています。
離婚しても家族をトラブルに巻き込みます。
こんにちは~
先月、地元発達系サークルの
OB飲み会に参加しました。
そこに私が気になっていた人が
来ていました。
一番最近会ったのは
心療内科の待合室。
この記事に出てくる人です。
このご夫婦の息子さんが
ハルナが中3のとき
星槎名古屋中学校に1年生で入って来て
このママは
1人で電車に乗れない息子を
毎日車で送り迎えしていたので
学校に行くと大抵会える
という状態でした。
正直、私なら
将来のために
特別支援学校に入れるだろうと
思うレベルでしたが
このご夫婦は
世間体を気にしてなのか
息子のためだと思い込んでいるのか
何としてでも
普通一般のコースを歩ませたい
という意志で
子育てをしておられました。
そういう環境では
まずお友達ができないですよね。
人懐っこいかわいい子で
人が大好きなのに
心が痛みました。
特別支援学校で
きちんと教育されれば
マナーも守れて
人とも付き合えるようになるだろうし
就職に向けての適切な訓練も
受けられるでしょうに
親の教育方針のせいで
適切な教育を受けられないと
結局子供が可哀そうなことになります。
今、通信制高校の3年生ですが
虐められて学校には通えず
勉強も全くできないので
課題は代わりに親がやっています。
そうして高校を卒業したところで
この先、大学には進めないし
就職もできない。
そのことに
そのご夫妻は、
ようやく気が付いたようでした。
一人っ子で
とても可愛がって育ててきたんですよ。
だからダンナさんは
息子の将来を憂いて
鬱になってしまったんだと思うんです。
奥さんは鬱の原因は
「仕事が大変だったからだと思う」
と言っていましたが。
このママさんは、
ちょっと鈍感なところがあって
それが強さの助けになっているのかな
と思います。
私が強いと言われるのも
いろんな事に鈍感で気にしないからだと
思いますもん。
そのママさん
以前は頑なに
普通教育に拘っていたのですが
この前
「支援学校の方が良かったかなぁ、と
今では思ってる」
と言ってました。
この人からこんな言葉が出るなんて
前は聞く耳持たない感じだったので
「あれっ」
と思いました。
話を聞いていると
最近ダンナさんは早期退職されて
家にいるそうです。
そして実の母親は軽い認知症
同居の義理の母親は
それなりに老いてきて
引きこもり状態の息子と夫をかかえ
現状を正しく認識し
自分が先頭に立って動かないといけない
状況に追い込まれていたのです
彼女は今までは
結構ダンナさんを立てて
暮らしていたけれど
誰にも頼れない状況になったので
自分で考えるようになって
目覚めたんですよ
生き生きしていました
「カトウさんを見てると
元気がもらえるわ」
と彼女が言いました。
「へ、そう」
「私も相当な状況だけど
カトウさんはまだ上を行く
それでケロッとしてるもんね」
「そうかな
滅多に褒めてくれる人いないから
嬉しいわ。
ありがとう」
「こんな状況になって
少しは私も大人になれたかな、
と思うわ」
「そうそう。
苦労が多いと学びも多いし
全部自分が育つための栄養になるよね。
苦労知らずだと
碌な人間にならんかったかも」
「なかなかそんな風に言える人
いないよ
カトウさん、エライ」
と、ニコニコして褒めてくれました
それまでいつも
ちょっと沈んだ様子でいたのに
顔つきも変わって
とっても元気で明るいのです。
一皮も二皮も剥けて
彼女は驚くほど賢くなってました
将来のために
家の敷地内で
お店を始めるそうです
なんだか水を得た魚みたいに
のびのびと笑って
良いエネルギーがあふれていました
自分の力で生きていく!
そういうことなんです。
人間、腹を括ると
こうも変われるんだなぁ~
と思いました。
ヨーコの著書1.超霊能力児ユータの成長記録
2.発達障害家族サポート奮戦記
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