ご閲覧ありがとうございます!
乳がんサバイバーのまいまいです
抗がん剤前の妊孕性温存療法として
胚凍結を行った体験記の3回目です
今回は2回目の自己注射について書きます
↓初回の記事はコチラ↓
↓前回(2回目)の記事はコチラ↓
注射の準備
排卵誘発剤の自己注射ですが、
最短で効果を出すために毎日同じ時間に
注射をしなければいけません
なので、初回に注射した時間から、
準備時間と針刺すのを躊躇う時間を逆算して
50分くらい前に注射の準備を始めます
最初なので手順書見ながら、しっかり、
間違えないように準備を進めていき、
薬剤を泡立てずに混ぜる所や、
液を吸わせる所、気泡を抜く所など、
要所要所コツがいる所はつまずきつつ(←)
無事になんとか想定より早くに
注射の準備を終えました!
どこに???
あとは注射をするだけ!という状況に
なったものの、針を刺す場所に悩む
同じ場所に針を刺して良いなら
めちゃくちゃ楽なんですが、
同じ場所に刺すと吸収が悪くなるため、
毎回違う場所に刺さなければいけません
1〜2cm離れてたら大丈夫ということを
後々知るのですが、どの程度離したら良いか
正直よくわかっていなかったので、
これが非常に悩みの種でした
全10回以上2cmの針を埋め込むんですよ?
お腹の脂肪を2cm以上つまめる所じゃないと
痛そうだし、後先考えず刺したら
翌日刺す場所に困る訳だし……
いざ……!
さぁ、場所はなんとなく決まって、
消毒もして、本当に刺すだけ!なのに!
覚悟が決まらない
逃げ出したくなるし泣きたくなる
30になって初めてベソかいたよ
ちなみにこれまた後々知るのですが、
百戦錬磨の看護師さんも、
他人に注射するのは余裕だけど
自分にうつのは嫌、というご意見が
多数だそうです(ケモ室看護師談
じゃあ素人がビビるのも無理ない
たっぷり時間をかけて、
でももう刺さないとしょうがないので
ブスっといきました
問題発生
なるようになれ!と刺したものの、
本当に嫌だったので刺してすぐ
プチパニックを起こしてしまいました
注射液はなんとか入れ込んだのですが
手が震え直視もできず頭もパニック状態で
お腹をつまんでいた手を離すのと同時に、
注射器からも手を離してしまうという
大変危険極まりない行為を
針はしっかり刺してたので
注射器が落ちなかったのは幸いですが
お腹に注射器がぶら下がっている状態に
慌てて注射器を持ち直し、
手順通り10秒数えてから、抜きました
続・パニック
パニックはこれで終わりません
手の震えと冷えが酷すぎて、
注射器を上手く机に置けない
なんとか注射器を机に置いて片付ける時、
注射液の残りがぽたぽたとこぼれました
これを見て私は大パニック
前回記事に続き、ビビり散らかしてる様子を
書き連ねていますが、実際注入している
注射液はほんのわずかです
ほんのわずかだからこそ、
一滴でもこぼしてしまうと効き目が薄くなり
治療にならないとレクチャー時に
脅されまくってました
その記憶があったため、ミスしてしまった!
針を返却する時にバレて怒られる!!と
大パニック
※今後の記事で書きますが実際は怒られませんでしたw
注射って何もない所で液体出すのと違って
肉に刺してる状態だと外圧で
結構注射液の出がゆっくりで
かなりしっかり目に押し込まないと
注射液が出ないってこの時知りました
注射できただけで偉すぎ!と自分で
メンタルコントロールすることもできず
大号泣
そして……
不眠になりました
自己注射を脳内で何度も練習して
刺す場所どうしようとあれこれ考えて
今日の反省と再発防止策の策定と……
夜になるとあれこれ考えてしまい、
目は冴え、不安になり、
朝になって旦那が起きるまで
一睡も出来ませんでした
後々知った知識があれば、もう少し楽に
自己注射できたかなぁって思います
不安にさせることばかり書いていますが、
次回自己注射のコツ(?)を書きますので、
治療中orこれからの人は
ぜひ次回記事を読んでください!