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乳がんサバイバーのまいまいです
抗がん剤前の妊孕性温存療法として
胚凍結を行った体験記の1回目です
今回は、当時の私の状況や
説明を受けるまでの流れについて
書いていきます
これが後の自己注射が無理だった話の伏線になりますw
↓妊孕性温存療法の概要はコチラ↓
無知な私
近所の健診クリニックで乳がんが発覚し、
病状が深刻なので大きな病院(今の病院)に
転院して治療することになった私
正直、妊孕性温存って何をするのか
知りませんでした
だって乳がん治療自体、
「抗がん剤→手術→抗がん剤になると思う
放射線治療も入るかも」しか聞かされず、
「詳しくは転院先で聞いてね」と
元の病院で言われていたんです
転院まで間があったのでそりゃあ多少
乳がん治療のことは調べましたけど、
妊孕性温存とはなんぞや?何をするの?
というところまで辿り着けませんでした
若年性乳がんが増えてきているといえど
まだまだ患者の大多数は経産婦です
将来的に子供を希望している患者向けの
情報は表面上は少なくて、
「妊娠は諦めなくてOK!主治医に伝えてね」
という情報しか掴めていませんでした
自分がどんな治療になるか不明瞭だったため、
調べ過ぎて不安になるのも良くないと思い、
ざっとしか調べなかったというのもあります。
だから正直、妊娠に影響が出ないような、
弱い抗がん剤にしてもらえるってことかな?
って思っていました
ホルモン陽性の乳がんの場合、閉経前か後かで
使う抗がん剤が異なるのですが、その情報もあり
勘違いしてしまったのかな?と思います。
現実は違う
紹介状を持って大きい病院に行った初日、
乳腺外科の診察と改めて病理&
抗がん剤→手術→抗がん剤治療という説明、
腫瘍内科で抗がん剤の説明を受け、そこで
私の場合は抗がん剤治療=子供を諦める
ということを知らされます
でも、抗がん剤治療を拒否したら
子供作る前に死にます
この時点で既に情報が多すぎて、
私のキャパは限界値に来ていました
「子供を諦めない唯一の方法は
妊孕性温存療法だから
この後産婦人科回ってきてね」
そう言われ、産婦人科に行くのでした。。。
そこからバタバタ
胚凍結はパートナーも一緒に受けることに
なるので、夫氏(当時は婚約中)も
診察券作ることになり一旦別行動
そして始まる産婦人科の問診、
不妊治療用の問診なので
性生活についての問診もあり
まぁぁぁ長いのこれが
そして採血・採尿・心電図
しかもこの時点で夕方で、
採血室&機械検査室が閉まる時間だから
早く行ってくださいって急かされて
早歩きで(もはや競歩w)回ることに
採血は腫瘍内科の検査と合わせて
15本くらいとられて白目剥きました
いよいよ……?
やーーーーっと診察室に入れまして、
さぁ!産婦人科の主治医とご対面!!!
いやまだ説明聞いてないんですけど
「やるの??やらないの???」
「あ、えと、やります(?)」
「やるのね、じゃあ説明します」
説明前に決定迫るのアリ?!
(※同意書はちゃんと説明後に出てきましたよw)
今日はここまで!
こんな感じで全く何もわからない状態から
妊孕性温存療法が始まりました
次回は、ようやく説明を受けて
初めて自己注射する話をしたいと思います