「精神科医が教える こじらせない心の休ませ方」
(保坂隆著 だいわ文庫)
心の休ませ方、本当に重要だと思います。
特に最近、僕も心労がたたったこともあり、本当に痛感しています。
体のほうはあまり動かさずに静養していると、だいたい良くなります。
ですが心に関しては、うまく休まないとあまり効果が出ない…
ということも。
本書はそういった状況下にあった僕が、たまたま安く売っていて読んでみた1冊です。
中身を開けてみると、大きく分けて
・放っておかない
・比べても仕方ない
・離れてもいい
・我慢しなくていい
・無理しなくていい
・自分を粗末にしない
・気にしなくていい
・うまくできなくもていい
と章分けされています。
これだけを見ても、正直ホッとしました。
そんな中、印象的だったところは、
「ため息」をついてもいい
というところでした。
正直ため息と聞くと、あまりいいイメージがしないですよね。
僕も職場での不愉快行為があったときは、ため息をたくさんついていたと思います。
ですがため息は悪いものではなく、
1 肺を最大限に拡張できる
2 「やる気」や「忍耐力」を高める効果がある
3 自分を鼓舞する反応
といった効果があり、一概に悪いものではないとか。
これを僕のため息に当てはめてみると、「2と3」に該当していたのかもしれません。
ため息の効能、これを知っただけで大きな収穫だったと思います。
最近の僕は、無理をしないように過ごしています。
現実に会社のために頑張っても、不愉快行為として帰ってくる。
そう考えると、無理をしてもあれですからね。
本書の章分けの項目通りに生きられたら、少し楽になるかもしれません。
皆様もこういった本を読み、心労には十分にお気をつけ下さい。
この本は確かに価値のある1冊でした。
こちらも是非(^^)/