読書感想221 精神科医が教えるこじらせない心の休ませ方(健康・医療) | フリスビーの読書感想

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「精神科医が教える こじらせない心の休ませ方」

(保坂隆著 だいわ文庫)

 

 

心の休ませ方、本当に重要だと思います。

特に最近、僕も心労がたたったこともあり、本当に痛感しています。

体のほうはあまり動かさずに静養していると、だいたい良くなります。

ですが心に関しては、うまく休まないとあまり効果が出ない…

ということも。

 

本書はそういった状況下にあった僕が、たまたま安く売っていて読んでみた1冊です。

 

 

中身を開けてみると、大きく分けて

 

・放っておかない

・比べても仕方ない

・離れてもいい

・我慢しなくていい

・無理しなくていい

・自分を粗末にしない

・気にしなくていい

・うまくできなくもていい

 

と章分けされています。

これだけを見ても、正直ホッとしました。

 

そんな中、印象的だったところは、

 

「ため息」をついてもいい

 

というところでした。

正直ため息と聞くと、あまりいいイメージがしないですよね。

僕も職場での不愉快行為があったときは、ため息をたくさんついていたと思います。

 

ですがため息は悪いものではなく、

 

1 肺を最大限に拡張できる

2 「やる気」や「忍耐力」を高める効果がある

3 自分を鼓舞する反応

 

といった効果があり、一概に悪いものではないとか。

これを僕のため息に当てはめてみると、「2と3」に該当していたのかもしれません。

ため息の効能、これを知っただけで大きな収穫だったと思います。

 

 

最近の僕は、無理をしないように過ごしています。

現実に会社のために頑張っても、不愉快行為として帰ってくる。

そう考えると、無理をしてもあれですからね。

 

本書の章分けの項目通りに生きられたら、少し楽になるかもしれません。

皆様もこういった本を読み、心労には十分にお気をつけ下さい。

この本は確かに価値のある1冊でした。

 

 

こちらも是非(^^)/