NHK「刑事フォイル:11話12話 エースパイロット(Among the Few)」★★★★☆ | テレビ・本・映画・観劇・観戦等日記

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NHK「刑事フォイル:11話12話 エースパイロット(Among the Few)」★★★★☆

まさかのゲイネタがでるとは。レックスは気持ち悪いくらいゲイらしくのっぺりと綺麗に映っていた。



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以下、探偵モノ語り(http://blog.livedoor.jp/mgtantei/)さんのブログのコピペです。

1940年9月。燃料は戦争の行方を左右する重要な資源であり、管理は厳しく規制されていた。そんな中、かつてフォイルが逮捕したことのある男がトラックを運転し、検問所を強行突破した。トラックは横転し爆発炎上。積んでいたたるの中には石油が入っていた。同じころ、ある貯蔵所から大量の石油がなくなっていることがわかり、サムが潜入捜査をすることになる。(公式サイトより)

サムの潜入捜査もなんらかのフラグの予感!!


【 あらすじ 】
 検問所を突破したトラックが横転、爆発炎上する。木の樽に石油が入っていたようだ。運転していた男ピアースは、以前フォイルに逮捕されたことがあった。燃料の闇取引が行われていると考えたフォイルは、サムが燃料貯蔵所に潜入捜査するというのを承諾する。

 貯蔵所には女性の運転手ヴァイオレットとコニーがいた。ヴァイオレットはフォイルの息子アンドリューの恋人、コニーはアンドリューの親友レックスの恋人だ。彼らと一緒に「フラミンゴ」というクラブへ遊びに行く。「フラミンゴ」はフォイルが一度聞きこみに行っていた。クラブでサムはオハロランというアイルランド人に絡まれる。助けに入ったアンドリューを中心にパイロットとアイルランド人の間でケンカが始まってしまう。ショックを受けたコニーは泣きながら帰宅する。

 コニーのタンクローリーに同乗するサムは、なぜか途中で下ろされてしまう。燃料貯蔵所の配達システムはチェックがしっかりしていて、どこにも隙がないように見えたが、コニーはメーターが壊れているからといって燃料が残っているのをごまかしていた。余った燃料を持ってコニーは何者かに接触する。

 コニーは体調不良に悩まされて、とうとう病院へ。そこで妊娠4ヶ月だとわかる。なぜかショックを受けたコニーは「フラミンゴ」へやってきてわめきちらす。「利用されただけだった。みんなにばらしてやる」と泣きわめくコニーを、アンドリューはバイクで家まで送っていく。翌朝、出勤してこないコニーの様子を見に行ったサムは、コニーの遺体を発見する。

【 感想 】
「この戦争が終わったら結婚するんだ」なんていう死亡フラグを2組のカップルが言っていたので、レックスが殺されてアンドリューが疑われるのかと思ったら、死んだのはコニーのほうでした。コニーは情緒不安定でしたが、実はアイルランド人で敵方に内通していたとかそんな感じでしょうか。ただ燃料を横流ししていただけなんでしょうか。妊娠4ヶ月がレックスの入院時期から考えるとおかしいということも考えられますね。

 イギリスとアイルランドの関係は門外漢がどうこういうものじゃないのでノータッチ。そのアイルランド人オハロランは、サムの手がきれいだったことから怪しいと詰問してきましたね。意外とやるじゃないオハロラン。怪しい!←

2015年11月16日
刑事フォイル 12話『エースパイロット(Among the Few)・後編』ネタバレ感想 公式による燃料投下で胸が苦しいっ・・・・・・!

foyle

石油盗難事件の捜査が進む中、そこで働いていた若い女性が自宅で死体となって発見される。フォイルは二つの事件を追って、被害者の周辺を捜査。その女性はフォイルの息子、アンドリューの親友でエースパイロットのレックスと交際しており、さらに妊娠していたことがわかる。また女性と最後に会ったのがアンドリューだったため、彼も捜査の対象に。一方、貯蔵所に潜入捜査しているサムは、事務所に忍び込む。(公式サイトより)

 3日ぐらい寝込みそう・・・・・・。


【 登場人物 】
コニー 被害者 燃料貯蔵所の運転手 レックスと交際 今回の事件の被害者
アンドリュー フォイルの息子 空軍パイロット バイオレットと交際
レックス アンドリューの親友 空軍パイロット コニーと交際
バイオレット コニーの友人で同居人 燃料貯蔵所の運転手 アンドリューと交際
マイケル・ベネット 燃料貯蔵所の所長
パメラ・ベネット 所長夫人 事務を担当
オハロラン アイルランド人 フラミンゴ・クラブでアンドリューらと揉める
ガノン フラミンゴ・クラブのオーナー
サム フォイルの運転手 燃料貯蔵所に潜入捜査
ミルナー フォイルの部下
フォイル警視正 主人公 アンドリューの父親

【 あらすじ 】
 コニーが遺体で発見される。自宅の階段から落ちたことにより首の骨を折ったのが死因だった。腕にはあざがあり、誰かと争ったと考えられた。部屋を調べたフォイルは、コニーの日記にアンドリューの写真がはさまっているのを発見する。

 コニーは妊娠4ヶ月だった。レックスは、自分の子だが妊娠をたてに結婚を迫られたから殺したわけではないと主張する。一番疑われていたアンドリューだが、バイオレットとホテルに一泊したことが判明。2人とも容疑者から外れる。しかし、コニーがアンドリューの写真を持っていたことを知ったバイオレットは、アンドリューの不貞を疑う。パイロットなど信じられないと言われ、アンドリューは別れを告げられる。

 燃料貯蔵所の事務所に誰もいない隙を狙って、サムが証拠を探しに侵入し、金庫を開けて申込書を入手する。そのとき何者かが事務所にやってきたため、サムは机の下に隠れる。何者かは机の上に爆弾を置き、ドアに鍵をかけてしまった。爆弾とともに閉じ込められたサムはフォイルに助けを求める。すぐに爆弾処理班とかけつけたフォイルとミルナーは、サムを救出する。爆弾は不備があり爆発しなかったが、爆薬の量は付近一帯が吹っ飛ぶほどだとわかる。

 申込書から燃料盗難のからくりがわかった。石油の量を多めに書いたニセの申込書とすり替え、その差分をコニーが横流ししていたのだ。首謀者は、所長夫人のパメラだった。所長をヒトラーみたいと例えた夫人は、いつも能力がないと馬鹿にされたうえ、仕事をしても給料をもらえなかったため、犯行に及んだようだ。フラミンゴ・クラブのオーナーであるガノンが黒幕だった。ガノンは証拠隠滅のために事務所を爆破しようと企み、捜査かく乱のため、アイルランド人のオハロランに実行させたのだった。

 コニーのお腹の子の父親はガノンだと判明する。レックスの戦闘機が墜落したときにコニーに頼られ関係を持ったという。レックスに話を聞きに行ったフォイルは、レックスがそのせいでコニーを殺したわけではないと考えていた。コニーの持っていた写真は入隊時に撮ったもので、父親と親友レックスしか持っていないものだった。写真はレックスの持ち物だったのだ。

 レックスが本当に愛していたのは親友のアンドリューだった。フラミンゴ・クラブで喧嘩をしたときに、財布の中の写真を見られ、レックスが手を出してこないのはゲイだからだとコニーに知られてしまった。そのことをみんなに言いふらすというコニーを説得しに行ったが、揉めているうちに階段から落ちてしまったのだ。あれは事故だったとレックスは弁明する。

 フォイルの事情聴取中に命令が出たため、レックスはアンドリューと出撃することに。レックスはフォイルに、動機は子供のことにして欲しいと頼んだ。レックスはその出撃でドイツ軍機に撃墜され死亡する。

【 感想 】
 レックスに最敬礼!!!!!

 幼い頃からの親友でエースパイロットで合同結婚式しようねなんて言っててまさかの片思い!やつはとんでもないものを盗んでいきました、腐女子の心です・・・・・・とか言ってる場合じゃないわ。英国空軍はとんでもねえ兵器を持っていらっさる。勝てる気がしねえだよ・・・・・・。

 ちょっと興奮して、いつもはアガサ・クリスティの時にしか書いていない登場人物なんぞを書いてしまいました。そういえばカーターっていたけど、誰?よくわからないので書きませんでした。めんごめんご。

 このドラマはぶっちゃけ事件自体はよくあるというか特筆すべきことがあまりないのですが、時代背景だったり登場人物の機微だったり物語部分が控えめな演出で描かれていて大英帝国万歳です。もうイギリスに渡米するしかない(迫真)

 興奮しすぎて知恵熱(BL用語)が出たので寝込みそうです。きょ、今日はこのぐらいにしといたるわっ!!