女性医師殺害事件 元山大生の男 控訴取り下げ
YTS NEWS より転載
2021年05月06日
2019年、東根市で女性医師を殺害したとして殺人罪などで 一審で懲役18年の判決を受けた元山形大学生の男が、控訴を取り下げたことが分かりました。
一審で、元山形大学生 加藤紘貴(かとう・ひろき)被告(25)は、2019年5月 東根市で眼科医の矢口智恵美さん(当時50)の頭をゴルフクラブで殴って殺害したとして、殺人などの罪で、懲役18年の実刑判決を言い渡されました。加藤被告側は、これを不服として控訴していました。
しかし、先月27日の控訴審で加藤被告は「罪を認めて償いたい」などと発言。その翌日、控訴取り下げの書面を裁判所に提出し、先月30日付けで受理されました。
一方、弁護人は「被告は精神状態が不安定で判断能力がない」などとして、5月中旬までに控訴取り下げの無効を申し立てる方針です。その上で一審同様、殺意はなく傷害致死罪にとどまるとして減刑を求めたい考えです。