暖かな日を随分と感じられるようになってきましたね。
からだの内側はもっと敏感に春の陽の気を感じています。
アーユルヴェーダのドーシャ理論では、
3月からは、カパという水のエネルギーが盛んになる季節です。春の気を頂きながら、体の細胞の1つひとつが震えながら膨らんできます。
冬にため込んでいた未消化物や老廃物を押しだそうとして、
その結果、吹き出物ができたり、鼻水が出たり、頭痛になったりもして、
体の不調も訴えやすくなります。
花粉の力を借りて、余計な要らない水を目や鼻から出しているのですね。
冬の陰の気から春の陽の気にダイナミックな入れ替わりがあるので、
天空も体の内側も結構な変化を起こすのです。
大きな気温差や湿度変化は、この時期はしかたないのです。
春先の体調不良は、そのためです。
冬の間、どういった生活をしてきたかで、春先の体調が変わってきます。
寒い冬に、冷たいビールを飲んだり、アイスクリームを食べたりして、
お腹を冷やしていた人は、腸内環境を悪くして、花粉症の症状が出ているのかもしれません。花粉の力を借りて体をきれいにしているのです。
また、元々のカパ体質の人は、
水のエネルギーの過剰でむくみやすくなるかもしれませんね。
今、花粉症の症状が酷い人は、この1年で、腸内環境を変えていくつもりで、口に入る物を見直してみてください。腸が変わると体質も性各も良い方向に変わります。
去年と同じ生活をしているとまた来年も同じ花粉症の症状で苦しむことになりますよ。
ちなみに薬は、肝臓にも腎臓にも小腸にも、ダメージになります。
また、腸の中の善玉菌が減ってしまいますので、ほどほどにしましょう。
健康な体は、バナナうんち!