スピリチュアルカウンセラー天海 和美です。
今日テレビで津波の被災地の地元の人たちが自分たちで復興策を考えてやっていこうと決めたと話していました。
それはまるで夢のような奇跡のような復興策だと思いました。
津波に破壊されてしまった土地にはもう家は建てない。
漁業関係の倉庫や仕事のものは建てる。
家屋は裏山の高台に建てる。
ここからが凄いのです!!
裏山の森は先祖代々受け継いできたもので村の地主さんたちが共同で所有し守り続けてきた山でした。
日本は戦前戦後の土地改革で土地は個人所有としたのにこの周辺は江戸時代からの先祖の言葉を守ってきたのです。
「この土地はここに住む人たちのものであり、何かあった時に使うように」その教えを子孫たちはずっと守ってきました。
ここにみんなの家を建てるのです。
なんと素晴らしいのでしょうか!!
これこそ物質主義から次の時代へ進化した証だと思います。
人々のためになることを自らが行う。
誰に言われたわけでもなく、それぞれが自らの意志によって。
ここには多くの人たちがモノを所有せず、みんなで助け合い協力し合う社会(持続可能な社会)が作られるでしょう。
これまでの日本は経済優先主義で自然を破壊し、家族もバラバラになってきました。
その結果、世界第2位の経済大国までのし上がりながら年間の自殺者が33000人もいる不幸せな国になっていました。
でもこれからは人を信じ、他人のために働くことのできる、親切が当り前の国になるかも知れません。
そしてモノよりも人と人との心のふれあいを求めたり、優しい社会になるでしょう。
それこそが「世界に尊敬される日本の姿」ではないでしょうか?
難しいことではありません。
1日に1回だけあなたの周りにいる誰か1人に挨拶したり、親切にしたり、思いやりの言葉をかけたり、相手の良いところを見つけてそれを口に出してあげるだけで良いんです。
簡単でしょう?
あなたにも世界を変えることができるのです。