肉禁止時期のブータン国民 | momoブログ

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 現在ブータンでは、肉を食べることが禁止になっているそうです。

昨日は夜勤明けで、ブータンの介護留学生の家に遊びに行きました。


お昼に彼はお弁当を買ってきてくれましたが、私にはハンバーグに目玉焼きが乗せてあるお弁当とポテトサラダ。彼はご飯とフライドポテト買っていました。フライドポテトを唐辛子の粉で炒めてました。1つもらったけど美味しかった😋


あとからGoogleで調べたら、釈迦誕生を祝うために肉禁止の時期が決まってるとか、毎年日にちが違うとか書いてありましたが、彼が言うには自分は、自分で日にちを決めて、年に1回1ヶ月間肉を食べないことにしていると。人によって時期を決めている人もいるそうです。


私はお弁当だけ食べようとしていたら、『サラダには肉が入っているから僕は食べないからmomoさん食べてね』と。よく見るとハムが入っていました。


肉は牛肉、豚肉、鶏肉などのいわゆる肉だけではなく、ウインナー、魚も肉に入ると。

生きている動物類の肉は全て肉になるそうで、この期間は野菜しか食べないと。


彼は言いました。『ブータンでもこの時期は店に肉が売っていない。肉をこの期間食べる人は、先に買っておくんだ。守らないで肉を食べる人もいる。全員がこれ(肉禁止期間)をやってるわけではない。やらない人もいるけど、僕は守るよ』と。彼はやはりブータンを愛していて信仰心が強くて、素晴らしい人だと思いました。


そのうえで彼は、『僕も普段は肉を食べるけど、肉は食べようと思う人がいるから生きてる動物を殺すわけで、食べようと思わなければ殺す必要はない。食べようと思って殺さなければ、その生き物は死ななくて生きられるから。世界には その日や明日もご飯が食べられるのかわからない人が沢山いる。本当はご飯は毎日食べられるだけで幸せなんだ。』

ブータン人は小さなハエや蚊も殺しません。釣りをしないのも(隠れて川の魚を捕まえる人はいるそうだけど)そういうところから来ている考え方なんでしょう。またご飯を毎日食べられる事が幸せというのも、ブータンでは国で教えるのでしょうね…幸せは自分の価値観で決まるとも言いますが、それがブータン国民の幸福度を上げていると思いました。


食べようと思うから、生き物を殺してしまう…本当にそうだなと思い、人間のエゴというか、なんだかショックもあり深く考えさせられました。


同居人のブータン君は、食べ物を残すと捨ててしまう。勿体ないから、次に食べようと思わない。食べ物に感謝してないみたいにみえる。だから僕は あまりご飯を一緒に食べたくないんだ。と言ってました。それは私も同感でしたけどね。




彼が今回決めてる期間は5月10日から6月9日までだそうです。牛から出ているからと思って、牛乳は大丈夫なの?と聞いたら 、それは肉じゃないから大丈夫!と笑っていましたよ。