Facebookをメインにしているため、ブログの更新ができておらず申し訳ありません。
1月17日倉敷市議会議員選挙告示日となりました。
新型コロナウィルスの感染拡大も続いており、市議会議員からも感染者がでています。
人に会うことも憚られる今、選挙活動は最大の注意を払い、そしてやり方も変えなければなりません。
これを機会に思い切って、選挙カーやめます!
お金もかかる、関わる人数も多くなる、うるさいと感じている人も多い…。
これがどれだけ票数減に影響するのかわかりません。
選挙カーいらないと思う方は応援をお願いしたいです。
選挙ではよく、「政策や何がしたいかを示して」と言われます。
しっかりと語ると長くなりますが、いくら書いても読みたい人だけ読んでもらえるのがブログの良いところ。
防災とか子育て支援とか、そういったのは私の政策ではなくて市議として取り組む当然のことなので割愛します。
●市議会議員として何をしていきたいのか?
・30年後を考えた街づくりをしていきたい。
もちろん、地域の困りごとや今の問題に対処していくことも大事です。
しかしそれだけでは、選挙には強くても、未来に対応できない街にしてしまいます。
人口減少と少子高齢化に備えた街づくりをしなければなりません。
これは、どうしても今までの行政サービスが減るように感じられるので、
住民の反対にあいやすいのですが、人口減少を避けることができない未来のために、
住民も納得できる説明ができる政策を考えられる議員になりたいです。
いえ、なります!
・地域の活性化を!
常にこの地域で何かやろうと考えている人が多い街にしたいです。まずは自分自身が!
●具体的には?
・過疎地域の学校を小中一貫校にして特色をだす。
地域に学校の存在とある程度の規模を維持します。
・公共施設の総合管理計画を考える。
高度経済成長期に一斉に建てられた公共施設。老朽化が進んでいますが、人口が増えていた時代とは違い、それらを全て新しくすることはできません。複合化するもの、なくすしかないもの、残すもの、むしろ大きくするもの。市内全体のバランスを考えて選択をしなければなりません。
・不便ではあっても困らない仕組みを。
どうやっても、過疎化していく地域はあります。それでも、交通手段や買い物、ごみ捨てといった生活に困らない制度を作ります。
・30年後には、人口が減っていても高齢化していても、便利で行政サービスが行き届くコンパクトシティを目指します。
Facebookのコメント欄に書かれていた意見への返答も、私の考えをより濃くだしていますので、こちらに転載します。
Q.コンパクトシティとは、過疎地域を見捨てることである?
何をもって見捨てるとするのか、というのはあるかもしれませんが、どんなに過疎地域でも、そこに住んでいる人を見捨てることはしてはいけません。なので、「不便ではあっても困らない仕組み」は作らなければなりません。しかし、「過疎地域でも便利な生活を」というのは誰が考えてもわかるように不可能です。そして、過疎地域全てを活性化させるというのも、理想論すぎる夢物語です。人口は減ります。高齢化も進みます。それを少しでも食い止める努力は必要ですが、それに合わせた街づくりをしていかないと、いざそのときになってしまえば破綻します。
だからこそのコンパクトシティです。生活圏を集中させた地域を点在させ、その点と点を公共交通で結ぶ。不便な思いをする人が少なくなるように。
その手段のひとつとして、小中一貫校があります。例えば、過疎化が進むA地区の2つの小学校と1つの中学校を1つにすれば、生徒にとってのメリットもあり、財政面でのメリットもあり、A地区の特色にもできます。
ただしこれは、3つのうちの2つの学校の周辺を見捨てて、小中一貫校の周辺に集中させること、とも言えます。しかしそれをしなければ、A地区全体が緩やかに衰退していくことになりかねません。
選択と集中をしなければ、豊かな人口と財政があった時代ではないのです。あれもやります、これもやります、というのは聞こえは良くても実現できません。
もちろん、いきなりコンパクトシティにはできません。2~30年のスパンが必要でしょう。そしてどんな選択をしても、最後の1人まで住民を見捨てては絶対にいけません。
Q.小中一貫校にして、住民が喜び納得すると思っているのかな?
賛同してくださる方も多くいますが、全員が大賛成というような施策はないでしょう。必ず、違う意見の方もいます。
その方たちの意見を「時代が違うんだから」と一蹴するようなことはせず、しっかりと聞いて、そして私の考えとその理由を説明して、取り入れられるところは取り入れて改善しながら、納得してくれる人を増やしながら進めていきたいです。
もちろん、これは私の考えなので、途中で反対者の意見の方に私が納得させられるかもしれません。最後までどちらも納得できずに、反対者が残ったまま進むor頓挫することもあるでしょう。
自分と違う意見の方と議論するのは好きです。そうやって考えや策はより深く改善していきますから。
ご意見があればぜひ聞かせてください。