お疲れさまです。 師匠紹介の「荒地盗人萩」は東北各地では見たことがありません。

 

 調べてみると舶来物ですね。

 

 北アメリカ原産。比較的近年入ってきた帰化植物で、西の地方に多いが、東京湾の埋立地などにも見られる。茎は高さ1mほどで、開出毛が多い。葉は3小葉からなり、小葉は長さ5〜8cm、幅2〜4cmで両面に伏毛が密生する。花は帯青紫色で、長さ7〜8mmとヌスビトハギよりやや大きい。夕方にはしぼんで赤くなる。果実は5〜6個の小節果からなり、少節果は長さ約7mm。節果のくびれが深くない。かぎ状の毛がある。花期は7〜9月。(野に咲く花)

 

 疏水というのは琵琶湖疏水のことですね。 その疏水の関連施設で仙台の水力発電と因縁がある「蹴上発電所」がありますね。 仙台の水力発電が「元祖」なのに・・・・京都の方が有名というか。 関電さんの宣伝が上手いから元祖が取られている感じです。(苦笑)

 

 水力発電の最初の発電所は、日本の水力発電の歴史によると、1888年に完成した「三居沢発電所」(東北電力)だそうです。エレクトリカル・ジャパンにもこの発電所は登録されていますが、運転開始日は1910年7月となっています(RPS法認定設備データによる)。また電力事業用として日本初の「蹴上発電所」(関西電力)は1892年に事業認可を受けているので・・・・東北の方が水力発電の歴史が早いです。

 

 ついでに・・・仙台の三居沢発電所には「電気百年館」があり・・・・この発電所は明治に作られて・・今も現役で仙台市内に直配(6.6kv)で電力供給しています。 自分が中学生の頃に同級生の親父が電力で,その社宅に泊まりに行ったことがあります。 その頃から因縁というか・・・・・定年までずっと仕事で関わった発電所です。 ちなみに水力では「漆沢発電所」というのが県内にあって昭和の時代の発電所です。 同じ県内では碁石川・刈田発電所などは大正時代の発電所ですが・・・・明治・大正時代から運用している発電所として,まだまだ現役で宮城県内に供給しています。

 

 福島県には東北自然エネルギー(株)の水力発電所や新潟県には新日本軽金属と東北電力折半投資の岩船発電所・大石発電所などもあります。 発電とアルミ精錬などや紡績工業などなど・・・・電力産業は民間中心に発展して・・・・地方に沢山の電燈会社が設立され・・・・仙台市ではかつてですが🚃路面電車のための電力部門がありました。山形県や岩手県では水力発電事業そのものを今だに県営事業としてやっている発電所があります。明治やら大正やら昭和など、時代とともに電気事業は発展してきました。

 

 長くなりましたが・・・・言いたいのは水力発電の「元祖」は京都ではなく・・・仙台です。