全然癒されない温泉 | ゆうちんのブログ

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姑への怒りを吐き出しまくっていましたが
その姑も今はなく、自身が姑となり ブログも迷走しております。




実母とは、
毎月  全然楽しくないお出掛けを続けています。

母が 好きそうだな、と思えるのがあれば映画館へ行くし

あとは 近場の温泉施設とか
外食や買い物などです。

今月はまたお風呂へ行きました。



お湯に浸かりながら 母の近況を聞きました。

母は (あんな性格のクセしてw) 
2人居る姉さんに 仲良くして貰えてます。

私も大好きな伯母たちです。

歳の離れた姉さんたちですし、
後期高齢者となった今になっても
母は 可愛い妹、として大切に扱われているのかも知れません。

だとしたら 羨ましいなぁ。





先月は その伯母宅へ法事の為に行って来たそうで、

その話を聞かせてくれました。

「(身体の弱かった母親に代わって私を育ててくれた) もう90才を過ぎた姉さんのお世話をする為に 
私はいずれ滋賀県に引っ越ししたい、と本気で思っててんけどな
だから宝くじを買ってたんやけどアカンかったわー…。」

(それのどこが本気。
自身の暮らしもままならないのに。)


「姉さんが昔から あまり好いてない   姉さんの長男夫婦がおるんやけどな、
私も久っさしぶりに法事で会って話したら
全然姉さんから聞かされてた風じゃなくて、
まあ感じのいい夫婦やねん!」

(そんな挨拶程度の会話で
彼らの何がわかったと思うんだろ。)

「法事も立派にしはってな、
お膳も豪華やし お土産はウナギやったわ!」

(相変わらず判断の材料がナゾ。
金銭面か。
行事を重んじて責任を果たそうとする姿勢への評価か。
母はそもそも 誰がその法事を取り仕切ったか
誰が支払いをしたのか 知ってるのか。)


最後には
「(甥夫婦に)姉さんの事を よくよくお願いして帰って来たわ、良かった良かった。 これで 肩の荷が降ろせたわぁ〜!」

だって。
母が そんな肩の荷をしょっていたとはw。


まあ何から何まで テキトーっぽい話に聞こえますケド

そこはスルーです。

へえぇー。で済む話です。


ここまで読み返してみると
母より むしろ娘である私のイジワルさの方が心配になるくらいです。



私からは 妹Cちゃんの情報を。

難病を抱える妹は 最近 また働き始めたそうで
身体がしんどい、とこぼしていたので その話を。

イジワルついでに 母にちょっと心配かけてやりたい、という気持ちが
私にあることは否定しません。

母は 時々
娘であるCちゃんが 今どうしてるのかなぁ? と
考えるのだ、と言いました。

たとえアラフィフになろうとも
三女のCちゃんは
母にとっては いつまでも 末っ子だし
いつまでも1番心配な気持ちがあるのは事実なのでしょう。

Cちゃんに会いたい、と。

( Rちゃんに会いたい、とは全く言いません。)


1月に私のオットの還暦パーティーで  ニアミスだったのですが、その事は忘れているようでした。

「エッ⁈ Cちゃん来てなかったやろ? 来てたん⁈」

だって。

来てたのだよー。




「Cちゃんと本気で話したいなら 私も協力するけど?
でも 話すにしても
そもそも Cちゃんと何故ケンカになったのかとかも 覚えてないよね(苦笑)」

などと言ってみました。


すると また…。
あーーーあ…。



この、私の実母という人は、

どこかで見たドラマのような話と
どこかで聞きかじった誰かの話と
自分の勝手な思い込みと
都合の良い記憶の書き換えなんかから 
事実とは違う話を創作し、

さらに悪いことには

どんな脳みそのシステムになっておるのやら

その作り話が 事実なのだと
まず自分自身が キレイにだまされているものだから

何の 後ろめたさも ためらいも 気遅れも無しに

正々堂々と
キッパリと
清々しいくらいに
自分の主張を押し出してくるのです。


というワケで 母の記憶は
〈何も悪くない私を責め立てて
家を飛び出した 末娘のC子だけど 心配している、会いたい〉
てな事になっていました。



次女Rちゃんが昔、
「お母さんが死ぬ前に、逃げられへんようにイスに縛り付けて
話を逸らしたりも出来ひんように
口にガムテープ貼って
私の言いたいこと全部言いたい!」

と言ってましたが
私も同じ気持ちでした。

実際はそれでも アカンねんけどね。

泣いて訴えようが 言葉を厳選しようが
聞く気の無い人にとっては
言葉も ただの雑音にしかなりませんよね。