さて今回取り上げる「昭和歌謡大全集」の第7弾は、放送した平成6年がテレビ東京開局30周年ということでその記念に通常は1夜だけだったのを2夜に増やして合計6時間とたっぷり放送されました、今回は第7弾の第1夜を取り上げます。
・旅笠道中<10年>(東海林太郎)
・東京ラプソディー<11年>(藤山一郎)
・花言葉の唄<11年>(伏見信子・岡本敦郎)
・別れのブルース<12年>(淡谷のり子)
・マロニエの木蔭<12年>(松島詩子)
・人生の並木路<12年>(ディックミネ)
・音信はないか<13年>(小野巡)
・旅の夜風<13年>(霧島昇・高石かつ枝)
・九段の母<14年>(塩まさる)
・森の小径<15年>(灰田勝彦)
・小雨の丘<15年>(服部富子)
・建設の歌<15年>(伊藤久男)
・森の水車<16年>(並木路子)
・湯島の白梅<17年>(小畑実)
・十三夜<17年>(小笠原美都子)
・君待てども<23年>(平野愛子)
・夢のおそり<22年>(川田正子)
・啼くな小鳩よ<22年>(岡晴夫)
・憧れのハワイ航路<23年>(岡晴夫)
・古き花園<14年>(二葉あき子)
・フランチェスカの鐘<23年>(二葉あき子)
・さよならルンバ<23年>(二葉あき子)
・かりそめの恋<24年>(三条町子)
・三味線ブギウギ<24年>(市丸)
・連絡船の唄<26年>(菅原都々子)
・ヤットン節<26年>(久保幸江)
・あこがれの郵便馬車<27年>(岡本敦郎)
・黒百合の歌<29年>(織井茂子)
・落葉しぐれ<28年>(三浦洸一)
・お俊恋唄<28年>(榎本美佐江)
・岸壁の母<29年>(二葉百合子)
・大利根月夜<14年>(田端義夫)
・玄海ブルース<24年>(田端義夫)
・ふるさとの灯台<28年>(田端義夫)
・人生劇場<13年>(村田英雄)
・王将<36年>(村田英雄)
・おんな船頭唄<30年>(三橋美智也)
・リンゴ村から<31年>(三橋美智也)
・赤いランプの終列車<27年>(春日八郎)
・東京アンナ<30年>(大津美子)
・カスバの女<30年>(エト邦枝)
・高原の宿<30年>(林伊佐緒)
・次男坊鴉<30年>(白根一男)
・哀愁の街に霧が降る<31年>(山田真二)
・若いお巡りさん<31年>(曽根史郎)
・早く帰ってコ<31年>(青木光一)
・銀座の柳<7年>(初代コロムビアローズ)
・月の法善寺横丁<35年>(藤島桓夫)
・お月さん今晩わ<32年>(藤島桓夫)
・喜びも悲しみも幾年月<32年>(若山彰)
・銀座九丁目は水の上<33年>(神戸一郎)
・泣かないで<33年>(和田弘とマヒナスターズ)
・お別れ公衆電話<34年>(松山恵子)
この回は昭和20年代前半までは初登場の歌が多く、また初登場となる珍しい貴重な歌手も何人か登場(特に往年の映画女優伏見信子さんの歌う映像は超貴重品)した実りある回だった。ちなみに服部富子さんが歌った「小雨の丘」のオリジナルは小夜福子さん、初代コロムビアローズさんが歌った「銀座の柳」のオリジナルは四家文子さん、村田英雄さんの「人生劇場」も元は昭和13年に楠木繁夫さんが歌ったのが最初である。
今回は二葉あき子60周年記念コーナー・田端義夫55周年記念コーナー・「三人の会」(春日・三橋・村田)コーナーが設けられた。
なおスタジオ収録の何日か後に藤島桓夫さんが亡くなられたので急遽追悼コーナーが設けられ、2曲放送された。