私が心理学を学ぼうと思ったキッカケは

夫婦関係でした。

 

夫に理解してもらえないと思っていたから。

 

今ではこの考え方をしていると

ずっと理解してもらえる気持ちにはなれないし

夫婦関係はあまりうまくいかないことがわかります。

 

なぜなら

「わかってもらいたい」と強く思っているときは

本当は自分が自分にわかってもらいたいときだからです。

 

心底そう思えるようになったら

しめたもので

たいてい夫婦関係はうまくいくようになっています。

 

話を元に戻しますと。

 

当時の私は夫婦関係を良くするために

傾聴を学べば

私のことを理解してもらえるかもしれない!

と思ったわけです。

 

傾聴って

どんなことだと思いますか?

 

私は

聞きいることだと思っていました。

 

それは

全く違うんです。

 

聞きいると

実は

全く理解できないことになります。

 

些末に囚われて

全体を見れないし

本当に重要なことを見逃すからです。

 

セッションや鑑定で

本当に重要なことってなんでしょうか?

 

実は

相談者さん本人もわかっていないことが多かったりします。

 

なぜかわからないけれど苦しい。

 

なんとなくこの人なら

その何かをわかってくれるかもしれない、、。

 

そんな感じを持たれて

鑑定やセッションへ申し込み方もいらっしゃると思います。

 

その

本人にもわからない

重たいもの

取り除きたいこと

怖いけど明らかにしたいこと。

 

それを

明らかにする土台が

傾聴になります。

 

私が思うに

傾聴とは

態度なのです。

 

一言で言うと

動じない態度。

 

結果

その人が受け入れてもらっていると思える態度。

 

相談者さんは

部屋に入ったときに

セッションの成功の可否を直感で感じ取っている

と言われています。

 

本来であれば

人間の感知とは

それくらい優秀なのです。

 

ある一流のカウンセラーさんが

必ず意識しているのは

自分の呼吸だと言います。

 

呼吸は

人間が意識してコントロールできる

唯一の自律神経だと言われています。

 

神に繋がる入り口とも言われています。

 

そして呼吸は

嘘がつけません。

 

緊張すると

呼吸が浅くなる。

 

リラックスすると

自然と呼吸は深くなるのです。

 

相談者さんが

リラックスできるように

自然体であれるように

本音が話せるように

 

目の前で向き合いつつ

自分の呼吸に意識を傾けるのです。

 

 

これが人と向き合う真髄のように思って

この境地を目指しています。

 

 

でもこれは

一朝一夕ではできませんよね。

 

 

1つだけ

早い段階でできる傾聴の極意があります。

 

 

カウンセリングの仲間内では

蛸壺、と呼んでいました。

 

蛸は海中では

壺の中に入って潜んでいます。

 

蛸をその壺から釣るのです。

 

潜在意識の中に入った蛸壺のような引っかかりが取れると

あとは芋づる式に解けることがあります。

 

なので

その蛸壺釣りが重要なのです。

 

この蛸壺とはいったい

どうやったらわかるのか、、。

 

それは

相談者さんから

ふと、何回も、出てくる同じ言葉です。

 

ある相談者さんの鑑定依頼は

「自己分析」でした。

 

でもお話を聞いていると何度も出てくる言葉が

「リーダーシップ」でした。

 

この蛸壺から蛸=リーダーシップを釣って

紫微斗数の理論を使って解説する。

 

これがお客様に喜ばれ

お客様の潜在意識を紐解き

現実世界を変えていく一歩となる時間となるように思います。

 

鑑定後

この記事を書きました。

 

そしてお客様からはブログ記事を読んだあと

「温かい涙が出ました」と感想をいただきました。

 

深いところに届くと

温かい涙は自然と溢れます。

 

またこの記事

蛸壺鑑定から生まれたものです。

 

よろしければ参考にされてください。