今日は黒地に個性的な模様ですね、と声をかけられました。
竹下夢二の世界観をイメージした、フリーハンドな縦縞と唐草模様の着物です。
衿は大きな麻の葉模様の半衿を。
…いつもより2時間早く出かけたので、出かける前に撮った写真の光の加減がいつもと違って写真の色味がアレですが。。。
レトロ感を出すのに赤いリボンの花刺繍入り英字柄の半幅帯がおもしろいやもと合わせてみました。
着物の縦縞の色に寄せて、黄水晶?シトリン?な帯留さん。
帯締めはこぎん刺し模様を彷彿させる三部紐。
桃色の帯揚げを差し色に。
寒いか暑いかどきどきしつつ、ひんやりアイスコットンの襦袢に単衣の着物(絹)です。今日は和装用の肌着を着用してちょうど良い塩梅でした。
単の着物を着る時期がどんどん前倒しになってゆきますね。
着物の基本のキが書いてある本には、単衣の季節は「6月と9月」と書いてあります。気温上昇が著しい昨今、着物も暦ではなく気温を目安とするように書籍の記載も変えていかねばならないのではないかしら、と思っています。
5月はまだ袷の季節だから、と気温27度予想の日に袷を着るなんて熱中症や脱水症状が怖いですし。着物初心者の皆さんに対して、襦袢や肌着でいくらでも調節できるんだよ!「中」は見えないんだから!!は声を大にしてお伝えしたい。